
かつて、ピッグスキン(豚革)の生産を行う100社以上のタンナー(皮革の製造業者)と関連加工業者が集積していた東京都墨田区。現在ではその数も減少してしまいましたが、1938年の創業以来、この地でタンナーとして事業を続けているのが山口産業株式会社。同社が供給するピッグスキンは、優れた品質が認められ、国内外の有名ブランドの製品に使用されるなど高い評価を得ています。それを支えているのが、3代目社長として同社を牽引する山口明宏氏をはじめとした少数精鋭のなめし職人の技術と、独自開発した製法「ラセッテーなめし」。2015年以来、環境負荷がかかる従来のクロムなめしによる生産を廃止し、天然素材である植物タンニンをなめし剤として使用する「ラセッテーなめし」に完全転換。他社製品との差別化のみならず、「人と自然と環境にやさしい革づくり」を目指しています。また、同社では自社事業と並行して、「やさしい革のある暮らし」を実現するために同社社長の山口氏を中心に「一般社団法人やさしい革」を設立。同社は「一般社団法人やさしい革」のプロジェクトを通じて、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
10,000,000円
会計期間全体(3ヶ月)における会計です。
明治時代からタンナー(皮革の製造業者)の集積地として知られる東京都墨田区。最盛期には100社以上ものタンナーをはじめとする関連加工業者がピッグスキン(豚革)の生産を行っていた。現在ではタンナーの数が減少してしまったが、山口産業株式会社は1938年に創業以来、この地で稼働を続ける数少ない1社である。「人と自然と環境にやさしい革づくり」を目指し、天然素材にこだわって開発した独自の皮革なめし製法「ラセッテーなめし」によって作られる本革素材「ラセッテー・レザー」は、その優れた品質から国内外で高い評価を受けている。「やさしい革のある暮らし」を実現するため、さまざまなプロジェクトを立ち上げて社会活動にも取り組む同社の代表取締役社長である山口明宏氏に、あらたな事業構想やプロジェクトへの想い、将来の展望などをうかがった。
売上金額 (会計期間累計:3ヶ月) |
事業計画達成率 | 分配金 | 損益 |
---|---|---|---|
10,000,000円 | 100% (上限) |
10,250円 | +250円 (税引き前) |
9,000,000円 | 90.0% | 10,125円 | +125円 (税引き前) |
8,000,000円 | 80.0% | 10,000円 出資金と同額 |
0円 |
7,000,000円 | 70.0% | 8,750円 | ▲1,250円 |
6,000,000円 | 60.0% | 7,500円 | ▲2,500円 |
対象月 | 売上 |
---|---|
2022年4月~2022年6月 | 19百万円 |
2023年4月~2023年6月 | 18百万円 |
2024年4月~2024年6月 | 11百万円 |
過去の実績であり、将来の売上を保証するものではありません。
項目 | 2023年5月期 | 2024年5月期 | 2024年10月末時点 (5ヶ月) |
---|---|---|---|
売上高 | 83百万円 | 76百万円 | 41百万円 |
経常利益 | 17百万円 | 6百万円 | 10百万円 |
現預金 | 42百万円 | 27百万円 | 33百万円 |
純資産 | ▲129百万円 | ▲124百万円 | ▲113百万円 |
総資産 | 120百万円 | 120百万円 | 125百万円 |
山口産業株式会社(以下、同社)は、東京都に現存する希少なタンナーとして80年超の長きにわたり活動し、環境負荷低減の観点から生み出された「ラセッテーなめし」製法にて国内外で高い評価を獲得しています。同社を牽引する山口代表は、「いただいた命を大切に使い切る」という理念と持続可能な消費社会の実現を目指してさまざまなプロジェクトを展開。今後はto C向け事業にも本格的に参入予定であり、さらなる成長が期待されます。ソニー銀行は、独自のなめし製法を守りながらやさしい革のある暮らしの実現に向かってチャレンジし続ける同社を応援します。
山口産業株式会社
master@yamaguchi-sangyou.co.jp
ソニー銀行 カスタマーセンター
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