投資先として注目されるインド
近年、多くの投資家から注目を集める成長市場のインド。インドの魅力は何と言っても長期にわたる成長余力!そんなインドの経済成長を支える要因についてご紹介します。
インドの経済成長の背景
- 世界第1位の人口
インドの人口は2023年に中国を抜き、世界最多となりました。
しかも、インドの平均年齢は28歳と若く、2019年に突入した人口ボーナス期による豊富な労働力と活発な個人消費は、長期的に経済の成長を促すことが期待されています。年 インド 中国 米国 日本 1950年 3.5億人 5.4億人 1.5億人 0.8億人 1960年 4.4億人 6.5億人 1.8億人 0.9億人 1970年 5.5億人 8.1億人 2.0億人 1.1億人 1980年 6.9億人 9.8億人 2.2億人 1.2億人 1990年 8.6億人 11.4億人 2.5億人 1.2億人 2000年 10.5億人 12.6億人 2.8億人 1.3億人 2010年 12.3億人 13.4億人 3.1億人 1.3億人 2020年 13.9億人 14.2億人 3.4億人 1.3億人 2030年 15.1億人 14.2億人 3.5億人 1.2億人 2040年 16.1億人 13.8億人 3.7億人 1.1億人 2050年 16.7億人 13.2億人 3.8億人 1.0億人 出所:国際連合のデータをもとにソニー銀行で作成
2025年以降は予想値です。 - 高いGDP成長率
国の経済力の目安となるGDP。IMFの2024年4月「世界経済見通し」によると2023年のインドの実質GDP成長率は7.8%と世界の3.2%と比較して、はるかに高い成長率を維持しています。
中間層の拡大に伴う旺盛な個人消費や積極的なインフラ投資を背景に、名目GDPのランキングにおいて2027年には日本やドイツを抜いて米国と中国に次ぐ世界3位になると予測されています。年 インド 日本 ドイツ 2019年 2.8兆米ドル 5.1兆米ドル 3.9兆米ドル 2020年 2.7兆米ドル 5.1兆米ドル 3.9兆米ドル 2021年 3.2兆米ドル 5.0兆米ドル 4.3兆米ドル 2022年 3.4兆米ドル 4.3兆米ドル 4.1兆米ドル 2023年 3.6兆米ドル 4.2兆米ドル 4.5兆米ドル 2024年 3.9兆米ドル 4.1兆米ドル 4.6兆米ドル 2025年 4.3兆米ドル 4.3兆米ドル 4.8兆米ドル 2026年 4.8兆米ドル 4.5兆米ドル 4.9兆米ドル 2027年 5.3兆米ドル 4.6兆米ドル 5.1兆米ドル 2028年 5.8兆米ドル 4.8兆米ドル 5.2兆米ドル 2029年 6.4兆米ドル 4.9兆米ドル 5.4兆米ドル 出所:International Monetary Fund, World Economic Outlook Database, April 2024データをもとにソニー銀行で作成
2025年以降は予想値です。 - 「IT先進国」+「製造業国」へ革新
インドといえば、IT先進国のイメージが強いですが、モディ政権が掲げている「メーク・イン・インディア」では、インドで製品を製造して海外に輸出する動きが進んでいます。国内で製造することで、新たな雇用が生まれ、輸出により外貨が流入してくるため「メーク・イン・インディア」のスローガンのもと、今後はITと製造業がインド経済をけん引していくことになりそうです。
成長がまだまだ期待されるインドですが、ソニー銀行が取り扱っているインド関連ファンドについてご紹介します!
米国を中心に投資信託を保有しているかたも、インドへの投資で分散投資の効果を高めることができます。
インド関連ファンドラインアップ
インドの企業成長の恩恵をダイレクトに!
インド株式ファンド
- iFreeNEXT インド株インデックス
インドの株式に投資をして、Nifty50指数(配当込み、円ベース)の動きに連動する成果をめざします。 - イーストスプリング・インド株式オープン
インドの金融商品取引所に上場するインドの株式を主要の投資対象としています。インド株式投資に関する専門知識と豊富な経験を有するイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)リミテッドが銘柄の選定などを行います。 - HSBC インドオープン
インドの証券取引所に上場しているインド国内の企業の株式などを主要投資対象とし、HSBCグローバル・アセット・マネジメント(シンガポール)リミテッドが景気サイクル等の分析と企業分析を併用してポートフォリオを構築します。
高い利回りが魅力のインドの債券に投資!
インド債券ファンド
ニッセイ 短期インド債券ファンド(毎月決算型/年2回決算型)
満期までの期間が短い債券を投資対象として、金利変動における価格変動リスクを軽減し、利息収入を中心とした収益確保を狙います。毎月決算型と年2回決算型の2つのファンドから、運用スタンスに合わせて選択できます。
1,000円から積み立てできる!
新興国の中でも将来の成長が期待されるインドへの積み立て投資は1,000円から購入可能なので、無理のない範囲で毎月少しずつ投資できます。