地球規模での危機に対するリスクが世界では意識され始めています。
次なるリスクの筆頭として挙げられるのが気候変動です。
「2050年脱炭素」というグローバルなターゲットの達成に向けて、世界中の政治、経済、社会、そして投資マネーが大きくシフトを始めています。
こうした新しい投資のトレンドのシフトに最適な投資について、ご紹介します。
コロナ危機並にインパクトのある気候変動
「脱炭素」や「カーボンニュートラル」というキーワードを耳にする機会が増えてきました。なぜこれほど急激に環境テーマが注目を浴びるようになったのでしょうか。
ダボス会議で有名な世界経済フォーラムのレポート「The Global Risks Report 2021」によれば、気候変動などの環境問題は、発生可能性はこの数年最上位にあり、コロナ危機並みのインパクトの大きさを有していると試算されています。つまり、私たちにとって、すぐアクションが必要な課題として、気候変動が注目されているのです。
2050年 持続可能な社会の実現へシフト
脱炭素社会の実現に向け、すでに世界は大きく動き出しています。また、社会全体だけでなく、各企業も国に先んじた目標を掲げており、文字通り世界全体で脱炭素に向けたシフトが加速していくと考えられます。
こうしたシフトはまさに、投資の加速をも意味します。特に、2050年までの目標達成には、これまで以上の金額・規模の投資が必要になるとされており、既存のビジネスモデルでの成長にとどまらず、新たな産業で成長を遂げる企業も現れ始めています。拡大が期待されるこれらの魅力的な投資機会にも着目しています。
14年以上に及ぶグローバル・シフトの実績
「DWS新資源テクノロジー・ファンド」は、今から14年前の2007年8月に設定され、人々の持続可能な生活に必要不可欠な3つの分野「クリーン・エネルギー」、「生活基盤」、「食糧」に投資を行っています。
- クリーン・エネルギー:太陽光、風力などの銘柄
- 生活基盤:水道、水分析関連、ポンプ関連などの銘柄
- 食糧:スマート農業関連、種子関連、農産物輸送などの銘柄
設定当時から脱炭素社会や持続可能な社会へのシフトを見据え、これら3つのテーマに注目してきた当ファンドですが、足元では、DWSの設定する標準的ESG基準を満たした運用を行うなど、時代の潮流にあわせた運用を継続して行っています。
設定来の基準価額はリーマンショック後にクリーン・エネルギーの堅調さを支えた補助金などの政策面でのサポートが後退し、軟調な時期もありました。しかし環境問題への意識が年々高まる中、国・地域や企業といったマクロ環境の変化だけでなく、再生可能エネルギーの発電コストが低下したこともあり、クリーン・エネルギー関連銘柄が大きく牽引し、この1年で基準価額は約80%上昇しました。(2021年3月末時点、分配金込み基準価額で計算)
「DWS新資源テクノロジー・ファンド(愛称:グローバル・シフト)」の過去5年間の基準価額の推移
2021年3月31日時点
分配金込み基準価額(円) | |
---|---|
2016年3月31日 | 5,851 |
2017年3月31日 | 6,256 |
2018年3月30日 | 6,526 |
2019年3月29日 | 6,682 |
2020年3月31日 | 5,921 |
2021年3月31日 | 10,697 |
分配金込み基準価額は分配金(税引前)を再投資したものとして計算
過去の運用実績は将来の運用成果などを保証もしくは示唆するものではありません。
データは記載時点のものであり、将来の傾向及び数値などを保証もしくは示唆するものではありません。
換⾦時には費⽤・税⾦などがかかる場合があります。詳しくは⽬論⾒書をご覧ください。
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DWS新資源テクノロジー・ファンド<愛称:グローバルシフト>
(運用:ドイチェアセットマネジメント)