事業内容

このページは株式会社上町池澤から提供された情報を記載しています。

概要

高知市で150年以上続く老舗鮮魚店として、地元の人たちの食卓を支え続ける上町池澤本店。店内では職人たちが熟練の技で魚をさばき、新鮮で品質の高い魚介類が店頭に並べられています。この鮮魚店を運営するのが株式会社上町池澤。同社の事業内容は、店頭での刺身・惣菜・寿司などの小売をはじめ、自社オンラインストアでの通信販売、高知の郷土料理である皿鉢料理や、弁当・折詰の仕出し、飲食店・ホテル・保育園・老健施設などへの鮮魚卸売、魚を原料とする加工品の企画・製造・販売と多岐にわたります。
また、オリジナル商品の開発にも力を入れており、刺身醤油やぽん酢、出汁などの調味料のほか、発売以来累計で約200万個を販売し、今では高知市民の食卓に欠かせないソウルフードとなった大ヒット商品「土佐の赤かつお」などを販売しています。さらには、本業以外に小学校や保育園にて食育イベントを実施するなど、消費量が減少し続ける「魚」の復権に向けた活動も行う注目の企業です。

上町池澤オンラインストア

市場で選びぬいた旬な魚を、新鮮なまま全国へ配送

同社は、店頭で販売する鮮魚はもちろんのこと、通信販売で全国に配送する鮮魚に関しても新鮮さにこだわっており、「その日のよい物を、その日に発送」を基本としています。そのこだわりと品質の高さから、全国に顧客を持つほどになっています。また、顧客は個人にとどまらず、代表取締役社長である池澤秀郎氏がFacebookを通じて飲食店向けに情報発信を続けたことで、全国200軒以上の卸先を獲得。高知名物のかつおだけではなく、多種多様なそのときどきの旬な魚を高知から全国へと発送しています。

秘伝のタレを用いて甘辛く煮込んだ高知県民のソウルフード「土佐の赤かつお」

店頭や自社オンラインストアでの主な人気商品は、本場の食べ方で提供する「わら焼きかつおのたたき」、希少な「高知県産うなぎ蒲焼き」ですが、今や高知県民のごはんのおともと称される「土佐の赤かつお」は、高知県内のスーパーマーケットで置いていない店はないほどの大ヒット商品です。駅や空港のお土産店でも取り扱われており、お土産品としても人気を博しています。
同商品は、刺身で使う新鮮なかつおを50年以上伝わる秘伝のタレでじっくり甘辛く煮込み、かつおと出汁の旨味を染み込ませてからガーリックオイルと一味唐辛子でピリ辛に仕上げた逸品。2011年に放映されたTBSの番組「日本全国ご飯の友No.1決定戦!めし友グランプリ」でグランプリを獲得した際には番組放送中から注文が相次ぎ、自社オンラインストアには約4万件の注文が殺到して回線がパンクしてしまい、店頭には営業前の夜中から長蛇の列ができたという逸話があるほどです。
また、同商品はさまざまなメディアに取り上げられて大ヒットしただけではなく、生産体制を確立して高知県民に愛される定番商品になったことが評価され、2011年に「第26回高知県地場産業大賞 地場産業賞」を受賞。2013年には「日本全国 ご飯のとも〜お米マイスター推薦の100品〜」に選出されるなど、高知県民のソウルフードとして確固たる地位を築くとともに、県内外で高い評価を受けています。

高知市内の子どもたちを対象に、魚の食育イベントを開催

同社では、本業である鮮魚や加工品の販売に加え、独自の取り組みとして「子どもたちへの魚の食育」を実施しています。高知市内の小学校では、かつおを解体し、自分たちで切り、わらで焼き、実食するまでを体験する「わら焼きかつおのたたき」の授業を開催。給食用の魚を納品している複数の保育園においては、実際の魚を子どもたちに見せて、触らせて、目の前でさばいた魚を給食として提供するイベントを行っています。
これらの食育イベントは、同社の経営理念である「『将来の夢は魚屋さん』といわれるような、かっこいい魚屋であり続ける」を体現する一環として取り組んでいるもの。子どもたちの「将来なりたい職業ランキング」に「魚屋さん」が入ることを目指した活動のひとつです。

資金使途

調達資金は、株式会社上町池澤の事業全般にかかる活動に使用します。

事業計画

事業計画売上高

75,000,000円
会計期間全体(3ヶ月)における合計です。

売上対象

本事業の売上は、株式会社上町池澤の全売上が対象となります。
分配金の計算および支払いの対象となる売上は、事業計画売上高の75,000,000円を上限とします。