事業内容

このページはサンワード株式会社から提供された情報を記載しています。

概要

SDGsに特化した「つながる商品づくり」をコンセプトに、大阪的SDGs企業を目指す

大阪市天王寺区に本社を構えるカバン・袋物の縫製メーカー、サンワード株式会社。1986年の創業以来、OEM生産を中心に事業を展開して着実に成長、2010年にあらたな事業としてネットショップ「joy*bu-ジョイブ-」を立ち上げ、自社ブランド商品の販売をスタート。それを機に、SDGsに特化した個性的な自社企画商品の開発と販売を精力的に展開。人と人とのコミュニケーションを大切にし、未来へ続く環境を考慮したものづくりで誰もが笑顔になれる「つながる商品づくり」を目指して、次のステップへと邁進している注目の企業です。

サンワード株式会社

個性的なアップサイクル商品、障がい者アーティストによるオリジナル商品をブランド化

「社会や皆様のお役に立ちたい」という強い想いを持つ同社では、OEM生産を経営の主軸としながらも、自社企画としてアップサイクル商品と障がいを持ったかたがたとの共同企画商品というふたつの事業に取り組んでいます。2010年に立ち上げたネットショップでは自社オリジナルのペット用品をはじめとする自社ブランド商品を販売。2011年には初のアップサイクル商品として、産業廃棄物となった消防用ホースをバッグや小物に生まれ変わらせたブランド「らうらうじ-second hose-」を立ち上げました。この商品は素材のユニークさのみならず、カラフルな商品ラインアップで人気を博しています。また、2013年には東日本大震災の被災地である福島県の障がい者施設の皆さんと企画し、つくり上げた木製ボタンを装飾した商品ブランド「många knapp-モンガ・クナップ-」を立ち上げ、2016年にはダウン症候群という障がいを持って生まれた西村有加さんが描いたイラストをプリントした生地を使用したバッグ・雑貨・小物のブランド「RAU-RAU_G YUKA」を立ち上げ、現在は障がい者のかたとデザイナー契約し、「障がい者アーティスト×オリジナルブランド」プロジェクトとして展開しています。
さらに、同社では「フェアトレード×エシカル」プロジェクトと銘打ち、東アフリカでつくられたプリント生地「キテンゲ」を使用した商品の作製や、バングラデシュでつくられた素材を使用し、縫製まで一貫して現地で行うフェアトレード商品の輸入販売も行うことで、支援の輪を世界へと広げていくことにも取り組んでいます。
なお、同社のオリジナル商品は、本社内にあるアンテナショップ「ジョイブファクトリー」をはじめ、自社のネットショップにて購入することができます。

鉄道マニアの心をくすぐる唯一無二のアップサイクル商品が誕生

Osaka Metroの引退車両の部品を再利用しあらたなアイテムに商品化する「Osaka Metroクリエイト×廃車再生プロジェクト」に採用され、2022年に商品化された「RAU-RAU-G HAITETSU(らうらうじハイテツ)」。吊り革と連結器部分のジャバラの幌を原材料に、ショルダーバッグとトートバッグにアップサイクルされました。いずれの商品もOsaka Metroの路線カラーの8色を展開。生産に時間がかかるため在庫が少なく、アンテナショップ「ジョイブファクトリー」、関西地区で行われる期間限定の鉄道フェアなどでのみ販売。熱心な鉄道マニアが県外から購入に訪れるほどの人気商品となっています。

オリジナルブランドの製造を支える最新設備を有する自社工場

同社のオリジナル商品の開発と製造を支えているのが、2012年に滋賀県野洲市に設立された「サンワード株式会社 野洲工場」です。最新の設備を備えた同工場には、現在25名の従業員が在籍していますが、工場長を除いてすべて女性で構成されています。世代や国籍もさまざまな従業員たちが、昔ながらの縫製技術を継承すると同時にあらたな技術を駆使して商品の製造に取り組んでいます。

資金使途

調達資金は、サンワード株式会社の事業全般にかかる活動に使用します。

事業計画

事業計画売上高

60,000,000円
会計期間全体(6ヶ月)における合計です。

売上対象

本事業の売上は、サンワード株式会社の全売上が対象になります。
分配金の計算および支払いの対象となる売上は、事業計画売上高の60,000,000円を上限とします。