事業内容

このページは株式会社タダフサから提供された情報を記載しています。

概要

世界に向けた持続可能な包丁づくりを通じて、産地のさらなる発展に貢献。

職人が伝統技術でつくり上げる刃物・洋食器など金属加工を中心としたものづくりの町として知られる新潟県三条市にて、75年にわたって家庭用・業務用包丁類の手づくりによる一貫製造・販売を行う株式会社タダフサ。
2012年に社名を冠して発売した製品「庖丁工房タダフサ 基本の3本、次の1本」は、発売以来10万丁以上を販売する人気ブランド。同シリーズの「パン切り包丁」は従来のパン用の包丁とは一線を画し、先端のみに波刃を残すことで、やわらかいパンがすっと切れる逸品として今も高い人気を誇り、製品とタダフサの名を多くの人に知らしめました。
そんな同社のこだわりは「温故知新の心」と職人の丹念な手づくりによって生まれる「本物の包丁」づくり。先陣の技術を継承しながらも、良い包丁づくりのためにあらたな素材への挑戦にも取り組み、誇りを持ってものづくりに邁進しています。

株式会社タダフサ

業界に新風を吹き込んだ包丁ブランド「庖丁工房タダフサ 基本の3本、次の1本」

「女性が使って暮らしに馴染むデザイン」をコンセプトに、毎日の暮らしにあわせた使いやすい本格派の包丁として発売された「庖丁工房タダフサ 基本の3本、次の1本」。パン切り、万能170mm三徳、万能125mmペティを「基本の3本」とし、料理の腕が上がったら揃えたい、万能210mm牛刀、出刃150mm、出刃105mm(小出刃)、刺身の3本を「次の1本」としてラインナップ。消費者目線に立って開発した同ブランドは、発売以来10万丁を超える大ヒット商品となっています。
なお、包丁の柄には、タダフサが特許を取得した「抗菌炭化木」を使用。包丁の刃に使用する鋼だけではなく柄にまでこだわることで、タダフサの素材や製品開発へのチャレンジ精神が具現化された製品です。

オンラインショップ

職人の技術に裏打ちされた国内最大規模を誇る「研ぎ直しサービス」

タダフサが、包丁の製造と同じように注力している事業が「包丁の研ぎ直しサービス」です。その取扱量は他社製品も含め、年間約3万5,000本。通常、包丁メーカーは自社製品のみ取り扱うのが一般的ですが、タダフサでは他社の包丁にも対応しています。
その理由は、「良い包丁を研ぎ直して長く使う文化の醸成」を目指していることに起因します。職人集団であるタダフサには、最後まで包丁の寿命を全うさせてあげたいという想いがあります。そのためには卓越した研ぎの技術が必要となります。また、他社の包丁の中には自社では使用していない鋼が使われているケースがあります。鋼が違えば研ぎ方も変わるためあらたな技術が必要となるのです。その作業が職人の技術向上にもつながっています。
なお、優れた技術を持つ研ぎ師を養成するプログラムの事業化も進行中。これは国内のみならず、タダフサの包丁を取り扱ってくれている海外の小売店スタッフに対してもセールスを検討しています。いずれは国内外に専門店を持つことが目標です。

「燕三条 工場の祭典」を通して、産地のものづくりの魅力をPR

2013年にスタートし、2022年で10回目の開催を迎えたイベント「燕三条 工場の祭典」。2022年度は約80もの地域の工場が参加し、4日間の期間中の来訪者が2万人を超えるビッグイベントに成長しました。このイベントの立ち上げから、企画・運営にタダフサは携わってきました。その目的は、産地のブランド化の向上、地域創生への想いからです。現在では、同イベントを通じて燕三条の魅力を感じてくださった全国の皆さまが、工場見学や製品購入に訪れてくれるなど産業観光の地としても燕三条が注目されるようになりました。

庖丁工房タダフサ 工場見学の動画

(動画提供:株式会社タダフサ)

資金使途

調達資金は、株式会社タダフサの事業全般にかかる活動に使用します。

事業計画

事業計画売上高

100,000,000円
会計期間全体(6ヶ月)における合計です。

売上対象

本事業の売上は、株式会社タダフサの全売上が対象となります。
分配金の計算および支払いの対象となる売上は、事業計画売上高の100,000,000円を上限とします。