事業内容

このページは株式会社カクニ茶藤から提供された情報を記載しています。

概要

株式会社カクニ茶藤は静岡県の日本茶葉加工卸業者です。国内では大手飲料メーカーのペットボトル茶飲料をOEM製造するほか、海外の大手コーヒーチェーンに抹茶などさまざまな緑茶製品を供給しています。近年、世界的な緑茶ブームから、有機緑茶の需要が高まっており、カクニ茶藤でもアメリカのオーガニック認証であるUSDA/NOPを取得し、有機緑茶の海外輸出に力を入れています。しかし、緑茶の海外輸出が伸びている一方で、国内では、茶農家の高齢化と飲料の嗜好多様化により、緑茶の生産量と消費量は毎年減少しています。このような日本茶業界の課題に対してカクニ茶藤は、従来の分業型の垣根を越えた新しいサプライチェーンの構築や、個性あふれる商品開発に取り組んでいます。

取り組み

緑茶の海外輸出

カクニ茶藤では、有機栽培などに取り組んでいる個性あふれる茶農家から仕入れた原料を使い、アメリカをはじめヨーロッパ、アジア、オセアニア各国に輸出しています。近年海外では日本食ブームの影響でコーヒーショップはもちろん、スーパーや専門店での販売や、アイスクリーム、製菓原料としても緑茶商品が扱われるようになるなど、海外市場は拡大を続けています。カクニ茶藤ではさらなる海外需要拡大に対応するため、高品質な有機抹茶を供給できるよう、地元静岡の有機生産農家とジョイントベンチャーで有機専用の抹茶工場を建設し、有機原料の安定調達と良質な有機抹茶の大規模生産体制を構築します。

抹茶スタンドの展開

2017年11月にオーガニック抹茶スタンド「CHA10」を静岡市内にオープン。有機抹茶を使ったさまざまなメニューを用意し、茶のあらたな楽しみ方を提案しています。
現在、経営は直接カクニ茶藤が行っていませんが、代表の加藤を含む、役員2名が経営参画しており、店舗で使用しているお茶はカクニ茶藤から供給されています。

放棄茶園の再生

茶農家の高齢化により、栽培・管理が放棄された茶園が全国で急増しています。特に山間地では、景観の悪化や野生動物の侵入といった環境問題のみならず、農地の荒廃による防災上の理由からも放棄茶園の対策が急務となっています。

<対策>
収穫が行われず、大きく成長した茶の茎や葉は、茶園で伐採を行った後、虫や汚れなどを丁寧に取り除きます。きれいになった茎や葉は、ほうじ茶や和紅茶に加工します。放棄茶は飲料メーカー向けの原料やブレンドティー、飲料以外の機能性食品への利用など、さまざまな可能性を秘めています。カクニ茶藤はいち早く商品化を実現し、放棄茶園の再生だけでなく、農家への利益還元を目指し、サステイナブルな事業モデルの構築に努めます。

今後の予定

企業理念の「不易流行の精神で 世界へ茶(CHA)を届ける先駆者であり続ける」に則り、以下に着手しています。

  • 国産のお茶、有機茶、の新商品開発
  • 放棄茶園を使用した新商品開発
  • 有機抹茶工場の建設(2020年秋 完成・運用予定)

資金使途

海外輸出のさらなる伸長や、放棄茶園の再生事業など、株式会社カクニ茶藤の事業全般にかかる活動に使用します。

事業計画

事業計画売上高

1,200,000,000円
会計期間全体(12ヶ月)における合計です。

売上対象

本事業の売上は株式会社カクニ茶藤の全売上が対象となります。
分配金の計算および支払いの対象となる売上は、事業計画売上高の1,200,000,000円を上限とします。

売上実績

2017年2月期1,255百万円
2018年2月期1,453百万円
2019年2月期1,401百万円

市場規模

近年の緑茶の海外需要の高まりと、国内における有機需要の高まりを受け、カクニ茶藤では有機茶の海外輸出と国内での販売に注力しています。

緑茶の輸出量

有機緑茶(荒茶)の生産量と緑茶(荒茶)の有機割合

※ 荒茶とは市場に出回る前の半製品を指します。

出展:平成28年5月 農林水産省「茶をめぐる情勢」
全国茶生産団体連合会・全国茶主産府県農協連連絡協議会「茶の有機農産物等の格付け実績」