事業内容

このページは株式会社KENJI STUDIOから提供された情報を記載しています。

概要

サンタ・カンパニー

本プロジェクトは、現役監督にして大阪成蹊大学の芸術学部長・教授である糸曽賢志氏が手掛ける日本とフィンランドの国交100周年を記念したオリジナルアニメーション作品「サンタ・カンパニー」を製作して劇場公開すると共に、その過程に生まれた素材を2次利用してデジタルアニメーション制作手法のノウハウをまとめた教材を世界中の美術系学校でアニメーション技術や声の演技を学ぶ学生たちに届けることを目標にしています。

製作委員会方式に頼らない事例づくりと新人教育への貢献

本作品は従来のアニメーション製作の主流である製作委員会(作品を作るうえで必要な資金を出資した団体のこと。各出資者はその作品に対する権利を分配して有する。)方式とは異なる手法を用いて製作します。監督である糸曽賢志氏が著作権を100%所持した状態でオリジナルアニメーションを製作する事例を作ることで業界の活性化に貢献すると共に、専門学校や芸術大学などの教育現場で求められている活きた教材を作り手自身が開発して展開することで、学生のうちから現場のプロが作った素材を触りながら学べる環境を作り、これまで以上に新人育成・雇用促進に役立てたいと考えています。

※画像はキャラクターデザインの制作過程を解説した教材イメージです

ギネス記録、Yahoo!トップ掲載など功績多数

糸曽賢志氏はこれまでにも自身の出資やクラウドファンディングの活用で資金を集めてオリジナル作品を製作し、作品の展開だけでなく素材を利用した教材を教育機関へ販売するなどの手法で製作費用の回収を実現してきました。その事例はYahoo!ニュースのトップ記事に掲載され反響を呼びました。またこれまでに購入型のクラウドファンディングを活用したプロジェクトで集めた資金総額は8億円を超えており、ギネス世界記録にも登録されています。これらの経験の結果を踏まえ、本作では海外展開を見据えてより大きな規模の作品製作と展開に乗り出し、自身初となる投資型クラウドファンディング(Sony Bank GATE)にて必要な資金を募ります。

特徴

1.家族で楽しめるクリスマスアニメを2019年末公開

スタジオジブリの宮崎駿監督に師事し、多くの商業作品に携わる糸曽賢志氏が手掛けるクリスマスを題材にしたファミリーでも楽しめるテーマ性を持った劇場オリジナルアニメ作品です。2013年より本作品はさまざまな展開を見せており、すでに多くのファンも獲得しています。豪華スタッフ・キャストの参加も決定しており、完成が待望される作品です。

2.フィンランドとの連携

糸曽賢志氏は2012年に、駐日フィンランド大使館の公式キャラクター「フィンたん」をデザインし、 ユルキ・カタイネン前首相と面会。その縁で2017年には、フィンランド独立100周年に際しての公式ロゴデザインと、フィンたんを主役にしたアニメーションを監督しました。今作「サンタ・カンパニー」の舞台は日本とフィンランドであることと国交100周年に公開となることから、記念作品と位置付け大使館からの応援も受けています。

3.挑戦的な座組

製作委員会方式に頼らない新たな試みがいくつも詰まった挑戦的かつ世界初の事例を作るための革新的なプロジェクトです。

4.教育に貢献

アニメーションの制作過程に生まれた素材を大学教授でもある糸曽賢志氏が新たに教材化し、世界中の学生に向けて発信。作品製作にかかった資金回収の新たなスキームを確立するとともに教育業界、アニメーション業界の活性化に貢献します。

「サンタ・カンパニー」とは

「サンタ・カンパニー」は株式会社KENJI STUDIOが手掛けるオリジナルアニメです。本作品は糸曽賢志氏が2014年に自身の出資により製作し、教材などの展開で作品公開前にその資金を回収したとファンの間で話題になった短編版を大幅にリニューアル、新たなエピソードを加え長尺にして、自身初となる劇場用作品として仕上げます。働くことの意味、考えることの大切さ、親子の絆、夢の大事さなどさまざまなテーマが詰まった素敵なクリスマスの物語を紡ぎます。

あらすじ

11歳のノエルはクリスマスが大嫌い。両親は離婚し、一緒に住む父親も仕事に大忙し。友達も遊んでくれず、今年も一人ぼっちかと憂鬱な気持ちで横浜の自宅に帰ると、なぜかそこには「サンタ・カンパニー」という会社が広がっていました。なんとサンタクロースは会社組織に属していたのです。驚くノエルの目の前を飛んでいく大勢のサンタクロースたち。そしてクリスマスにおける様々なカラクリを知るノエル。そこで出会った同年代の子供達に感化され、サンタ・カンパニーに入社することを決めます。入社するための試験、プレゼントを配る冒険、途中に迫りくる恐ろしいムックとの戦い、様々な困難の中でノエルが導き出した働く意味とは…!これはクリスマスにまつわる、ちょっと不思議で、それでいてとっても、とっても輝ける、秘密の物語。

劇場アニメーション『サンタ・カンパニー』公式サイト

キャスト

ノエル(声優:花澤香菜)
ベル(声優:梶裕貴)
ミント(声優:戸松遥)
トーマス(声優:釘宮理恵)
ペドロ(声優:櫻井孝宏)
ニコラ(声優:近藤雄介)

スタッフ

原作・脚本・監督:糸曽賢志
キャラクターデザイン:左
制作スタジオ:旭プロダクション
著作:KENJI STUDIO

公開情報

2019年12月より全国劇場にて公開予定

キャラクターイメージ

監督:糸曽賢志

映像監督、大阪成蹊大学 芸術学部長・教授。株式会社KENJI STUDIO代表取締役社長。10代でスタジオジブリの宮崎駿監督に師事後、2006年に大林宣彦氏のプロデュースにより「セイキロスさんとわたし」で監督デビュー。その後もジャンルを問わず作品を発表。「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」のイラスト、劇場アニメ「夢みる機械」の演出、「SMAPコンサートツアー」映像の監督、劇場版「進撃の巨人」のプロデューサー、劇場アニメ「サンタ・カンパニー」の総監督、「フィンランド独立100周年記念アニメ」の監督、「Xperia」のTVCMなど幅広く手がけ、監督作品は「カンヌ国際映画祭」等で評価されている。クラウドファンディングを活用した作品製作に造詣が深く、累計資金調達金額は8億円以上でギネス世界記録にも登録されている。

事業進捗状況と今後の予定

2019年6月にアニメ事前PRとして、フィンランド大使館での記者発表、公式HP・TwitterなどのSNSを開始。その後も毎月数回は関連ニュースを作りプレスリリースを発信することも精力的に行う予定。アニメ製作自体は10月末に完成予定で、現在アニメスタジオにてスタッフが一丸となって鋭意制作中。またクリスマスにサンタクロースを派遣するNPO法人チャリティーサンタとの連携や、監督・著名キャストによる体験型上映イベント、ブルーレイディスク発売イベントなどを開催し、海外にも作品展開する予定です。その後は教材化し図書館や教育機関にも毎年リニューアルしながら展開予定です。

資金使途

調達資金は「サンタ・カンパニー」および同時上映作品のアニメーション制作および広告宣伝に係る事業運営資金として使用する予定です。本事業を遂行するうえで資金が不足する部分については、同社が自己資金などで調達いたします。

事業計画

事業計画売上高

100,000,000円

売上対象

本事業はアニメーション上映によって得られる収入のほか、ブルーレイディスク&DVDなどによる収入、イベント開催におけるチケットおよびグッズ販売、イベント模様の有料配信、テレビ局、配信業者への販売による収入、権利物を利用した教育事業関連による収入、二次派生物に対する原作使用料(原作印税)、その他付随して得られる収入等を計上します。すべての項目の収入に対し、代理手数料や送料など諸経費を除いた金額が売上として計上されます。

事業計画

2019年6月事前PRとして、フィンランド大使館にて映画製作発表
2019年7月国内にて購入型クラウドファンディング実施
2019年8月コミックマーケットにてイベント実施、海外にて購入型クラウドファンディング実施
2019年9月京まふにてイベント実施、配給広告開始
2019年10月主題歌発表イベント実施、アニメ雑誌などに情報掲載
2019年11月先行上映イベント開催
2019年12月全国劇場公開、アメリカ、フィンランド展開
グッズ販売を開催
2020年1月~ブルーレイディスク発売イベントを開催
国内配信、海外配信、テレビ局への番組販売
NPO法人チャリティーサンタと組んで全国でイベント上映
2020年4月~教材を教育機関、学生に向けて発信