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外国為替証拠金取引(FX)

いろいろな注文のしかた

ソニー銀行の外国為替証拠金取引(FX)にはさまざまな注文方法があり、マーケットの状況やお客さまの投資方針により、自由に使い分けることができます。

お取り引きをはじめるにあたり、まずは基本的な4つの注文方法を理解しておきましょう。

ストリーミング注文

PCサイト、スマートフォンサイトにおいて、その時に画面上で配信されている価格で発注する注文方法です。買い注文の場合はASK(買)、売り注文の場合はBID(売)での発注となります。

【新規注文】

レートが表示されているストリーミングボードを押して発注します。通貨ペアで「USD/JPY」を選び、注文数量を「1」と入力して「ASK 買」のボタンを押して発注すると10,000米ドルを購入するのにあたるお取り引きになります。

原則指定した価格で即座に約定し、建玉を建てることができます。

【決済注文】

保有中の建玉から、決済したい建玉を選んで、新規注文と同様にレートが表示されているストリーミングボードを押して発注します。

決済注文画面では、その決済注文が約定した時にいくらの利益または損失が発生するかを表示しています(画面サンプルはStandard版お取り引き画面です)。

ストリーミング注文は発注から約定処理までに価格が変わった場合、注文が失効する場合などがあります。

成行注文

価格を指定せずに「必ず約定すること」を重視し、その時点の配信レートで売買するのが成行(なりゆき)注文です。

約定処理時点の価格で原則必ず約定させることができますが、発注から約定までの時間差などにより発注時点に画面表示されていた価格よりも不利な価格でのお取り引きとなったり、有利な価格でのお取り引きとなったりすることがあります。

指値注文

今の値段よりも安く買いたい、高く売りたいという時にオススメの注文方法が指値(さしね)注文です。

「110円25銭で買い」、「120円30銭で売り」というように、お客さま自身で希望する価格を指定する注文方法です。指定した価格よりも不利な価格で約定する心配はありませんが、配信価格がお客さまの指定した価格に到達しない場合、約定が成立しません。

就寝中やお仕事中など、お客さまが取り引き画面を見ていない時でも指定した価格に到達すると自動的に約定が成立するため、ご多忙な方も安心です。

逆指値注文

通常の指値注文とは文字通り逆に、「指定の価格まで下がったら(安くなったら)売り」、「指定の価格まで上がったら(高くなったら)買い」という注文です。

一見するとあえて自分にとって不利な価格を指定する注文方法ですが、主に以下のような場合に使われます。

  • トレンドフォロー
    「価格がこの水準よりも高くなれば、さらにどんどん値上がりが加速しそう」というような場合、上昇トレンドに乗りたい場合に新規注文で活用します。
  • 損切り(ストップロス)
    指定した価格以上に損失を拡大させたくない時に、自動的に損切り(ストップロス)を行うために決済で使用します。また、相場が下落基調にあるような場合、「もしここまで下がったら、さらにどんどん安くなりそう」というような時、早めにポジションを決済するうえでも有効です。

その他の注文方法

ここまで見てきた4つの注文方法の他に、ソニー銀行では以下の注文方法もご用意しています。

OCO注文
指値注文、逆指値注文を同時に出し、どちらかが約定したらもう一方の注文を自動的にキャンセルする注文方法です。
IFD注文

新規注文と、その新規注文が約定した時にだけ有効になる決済注文を同時に出す注文方法です。 具体的には新規の成行注文、指値注文、または逆指値注文と、利益確定の指値注文もしくは損切りのための逆指値注文またはトレール注文を同時に出すので、1度の注文で約定から決済までが可能になります。

なお、新規注文が約定しなければ決済注文も有効となりません。
また、建玉を持った状態で「決済注文」→「新規注文」のIFD注文はできません。

IFDOCO注文
文字通りIFD注文とOCO注文の2つを組み合わせた注文方法です。
「新規注文」と「指値、逆指値の決済のOCO注文」を同時に行うことができます。
一度注文をしたら、新規注文から決済注文までの一連の流れをすべて自動化できます。
トレール注文
決済注文限定の注文方法で、逆指値に似た注文方法です。注文価格とともに、配信価格に逆指値価格を追随させる基準となる値幅(トレール幅)を設定します。
配信価格がお客さまに有利な方向に変動した場合、逆指値価格が自動的に動きます。
一括成行決済、一括成行全決済
お客さまが保有している建玉をすべて成行注文で決済する注文方法です。相場の急変時など、急いで建玉を決済したい時などに使用します。
注文方法 目的
ストリーミング注文、成行注文 今のレートでお取り引きをする
指値注文 今よりも価格が下がったら買う(または価格が上がったら売る)
逆指値注文 今よりも価格が上がったら買う(または価格が下がったら売る)
トレール注文(決済注文のみ) できるだけ損失が小さくなるように損切りを設定する
OCO注文 利益確定の注文と損失限定の注文を両方出しておく等
IFD注文、IFDOCO注文 新規注文を出すときに、建玉の決済注文も出しておく
一括成行決済、一括成行全決済 相場が急変したので、急いで建玉を決済する

それぞれの注文方法の詳細は、注文の種類でご説明しています。
また、実際のお取り引き画面の操作については、お取り引きツールヘルプをご覧ください。