住宅ローンにおける同性パートナーのかたへの取り組み開始について
2018年4月2日
ソニー銀行株式会社
ソニー銀行はダイバーシティ(多様性)への社会的な関心の高まりや自治体の取り組み等を踏まえ、住宅ローンにおけるペアローン(*1)や担保提供(*2)の対象者に同性パートナーのかたを含める対応を行います。
同性パートナーのかたとペアローンをご利用いただく場合、あるいは同性パートナーのかたを担保提供者として住宅ローンをご利用いただく場合の条件は以下の通りです。
ご利用条件
以下1・2のうち、いずれかの書類をご提出いただけること
- 以下aとbのコピー
- a.任意後見契約および合意契約に係る公正証書(*3)(*4)の正本、または謄本
- b.任意後見契約に係る登記事項証明書(*3)
- 東京都渋谷区が発行するパートナーシップ証明書のコピー
今後もソニー銀行はダイバーシティを尊重し、引き続きお客さまの多様な資金ニーズにお応えしてまいります。
- ペアローンとは、同一物件に対して複数のお借り入れ人(債務者)がそれぞれローン契約を行い、お互いに担保提供者兼連帯保証人になる借入方法です。
- 担保提供とは、物件共有者のかたに持分を担保としてご提供いただくことです。
- おふたりが、相互に相手方を任意後見受任者とする任意後見契約に係る公正証書を作成し、登記されていることを確認します。任意後見契約は、将来本人の判断能力が不十分となったときの自分の生活、療養看護および財産の管理に関する事務について、あらかじめ任意後見受任者(任意後見契約の効力が生じた後は「任意後見人」と呼ばれます)に代理権を付与する委任契約を締結することです。
- おふたりが共同生活を営むにあたり、当事者間において、次の事項が明記された公正証書を作成していることを確認します。
- おふたりが愛情と信頼に基づく真摯な関係であること。
- おふたりが同居し、共同生活において互いに責任を持って協力し、およびその共同生活に必要な費用を分担する義務を負うこと。