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お知らせ

ソマリア干ばつ被害に対するユニセフ緊急募金口座(結果)について

2012年1月19日
ソニー銀行株式会社

ソニー銀行では、ソマリア干ばつ被害に対するユニセフ募金口座を2011年10月24日(月)から2011年12月29日(木)まで開設いたしました。
ご協力いただき、まことにありがとうございました。
募金をいただいたみなさまへ日本ユニセフ協会よりメッセージが届きましたのでお知らせいたします。

ユニセフ・ソマリア干ばつ緊急募金へあたたかいご協力をいただき、ありがとうございました

日本ユニセフ協会よりご協力くださったみなさまへ

このたびは、ソニー銀行の募金口座を通じて、ユニセフ・ソマリア干ばつ緊急募金に207名のかたより合計840,510円のあたたかいご協力をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
みなさまの募金は、ソマリアで命の危険にさらされている子どもたちを救うために大切に活用させていただきます。

ユニセフが果たす重要な役割

7月に「飢餓状態」と宣言されたソマリア。懸命の緊急支援活動の真っ只中にあります。
ソマリア南部の3地域では最悪の「飢餓状態」は脱したとの報告もありましたが、中部地域ではいまだに「飢餓状態」が続いています。

学校の給食として出される高栄養のおかゆを食べる子どもたち
学校の給食として出される高栄養のおかゆを食べる子どもたち
多くの子どもにとってこれが1日1回の食事になっており、ユニセフはこの学校の給食プログラムを支援している
(c) UNICEF/NYHQ2011-1345/Antony Njuguna

ユニセフは、みなさまのご支援のもと、他の人道支援団体と共に、緊急支援活動において重要な役割を果たしています。
ケニアやエチオピアに避難を余儀なくされているソマリアの人々に、これまでに1万トンに及ぶ量の支援物資を配布しました。
12万6,131人の重度の栄養不良の子どもを含む約100万人の子どもたちに、栄養支援を行った他、120万の子どもたちにはしかの予防接種も実施しました。ユニセフが支援している保健センターでは、140万人が治療を受けました。さらに、約220万人に安全な飲料水も提供しました。

どうか引き続き関心とご支援をお願いいたします

避難民キャンプにて、給水車に集まる人びと
避難民キャンプにて、給水車に集まる人びと
(c) UNICEF/NYHQ2011-1205/Holt

ユニセフは、飢餓の状況が多少改善された現在でも、25万人が深刻な飢えに苦しみ、400万人が、命をつなぐために必要な基本的なニーズを満たすための緊急支援を必要とする状態にあると推定しています。「栄養不良と命にかかわる病気、長引く武力紛争は、2012年も引き続き重大な問題となり続けるでしょう。現状は楽観できない状況だということを、国際社会の方々にご理解いただきたいのです」と、ユニセフ・ソマリア事務所のカーン代表は訴えています。
ユニセフは、2011年末までのソマリア国内での人道支援活動に必要な資金として、国際社会に対し、6,200万米ドルの資金の提供を求めています。

「ソマリアの子どもたちへの息の長いご支援を続けてくださっている寛大なみなさまに、この危機を脱するために、今、さらなるご支援をお願い申し上げます。」(カーン代表)

以上