2018年6月25日現在
この書面にはソニー銀行が取扱う投資型クラウドファンディングのお申込みにあたってのリスクや留意点が記載されています。
お申込みの対象となる金融商品は、商法第535条に規定される匿名組合契約に基づく権利です。匿名組合契約では、当事者の一方(匿名組合員)が相手方(営業者)の営業のために出資をして、営業者がその営業から得られる利益または損失を匿名組合員に分配します。本匿名組合契約が成立した場合、営業者は出資金を野菜シート(ベジート)の製造・販売事業(出資対象事業)に投資します。匿名組合員は、出資対象事業の売上金額に基づいて計算される分配金を受け取る権利を保有します。
投資家は、出資金の使途や出資対象事業の概要について、当社のウェブサイトに掲載された営業者からの情報によって知ることができます。
本匿名組合契約に基づく権利は、出資金を上回る分配を保証するものではなく、出資対象事業の成果によっては元本割れのリスクがある金融商品です。また、本匿名組合契約は、契約期間終了まで解約することはできません。
投資型クラウドファンディングでは金銭的利益の追求のみならず、出資する会社やその行う事業に対する共感または支援を目指します。本匿名組合契約に基づく権利のお申込みにあたっては、あらかじめ本書面の記載事項を十分にお読みになり、取引の仕組みやリスクをご理解のうえ、ご自身の資力、投資目的、投資経験等に照らして適切と判断する場合にのみ、自己の責任においてお申込みください。
本匿名組合契約に基づく権利は、金融商品取引法上のみなし有価証券です。本みなし有価証券については、金融商品取引法上の開示は義務付けられていません。
本匿名組合契約については、営業者の業績の悪化や破綻等により分配金の支払いが遅延し、または分配金が支払われないこととなるなど大きく価値を毀損するリスクがあります。このほか、出資対象事業については製造・販売リスク、法令・訴訟リスク、経営リスク、食品衛生リスクなどが発生する可能性がありますので、詳細についてはこの書面をお読みください。
匿名組合員は、本匿名組合契約上の地位または権利義務を第三者に譲渡することができないため、本匿名組合契約に基づく権利に換金性はありません。また、仮に相対で譲渡したとしても、その権利の移転は営業者に認められません。
申込者は、本匿名組合契約のお申込みを行った日を含めて8日以内であれば、当社のウェブサイトからお申込みを撤回することができます。この場合、当社は、出資申込金を申込者の普通預金口座に速やかに返金します。返金に当たっての手数料は発生しません。
本匿名組合の営業者の財務諸表は、公認会計士等による外部監査を受けておりません。
本匿名組合契約に基づく分配は、出資対象事業の売上金額に基づいて行われ、その他の金銭の払戻しは予定されていません。匿名組合員においては、分配金の累計額が出資金額に相当するまでは出資金の払戻しに相当し、出資金額を超過した部分は利益となります。
申込者が出資に当たって直接負担する手数料等はありません。
ただし、本匿名組合契約が成立した場合、調達資金から募集または私募の取扱手数料(調達額の5%)が当社に支払われます。このほか、ファンドの運営管理料(売上金額の最大1%)が営業者から当社に支払われます。
本匿名組合契約に基づく権利の取扱いについて金融商品取引法第37条の6の規定(クーリング・オフ)の適用はありません。
事業概要
野菜のシート「ベジート(VEGHEET)」とは、茹でた野菜をペーストにし、シート状に乾燥させた新しい食材で原料は野菜と寒天のみです。株式会社アイルが約20年間の研究開発を重ね、野菜の栄養や美味しさを0.1ミリのシートに凝縮させることに成功しました。
野菜をペーストにして加工するため、傷入りや形の不揃いなどの理由で市場に出回らない規格外野菜を原料として有効活用することができます。日本国内には市場に出回らない規格外野菜が生産量の20〜40%もあり、これらの野菜をベジートとして商品化することで、食品ロス問題の改善や農業者の事業所得の増加に貢献することができます。
会計期間(決算期間) | 決算日 |
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2018年8月1日〜2019年3月31日 | 2019年3月31日 |
2019年4月1日〜2020年3月31日 | 2020年3月31日 |
2020年4月1日〜2021年3月31日 | 2021年3月31日 |
2021年4月1日〜2022年3月31日 | 2022年3月31日 |
製造・販売リスク |
生産設備の故障等が発生した場合、商品の製造が停止するリスクがあります。その結果、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 今後イトーヨーカドーが主要な販売先となる見通しです。しかしながら、同社の戦略が変更となった場合、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 商品製造拠点は、長崎県平戸市のみであるため同所で自然災害等が発生した場合には生産設備への被害など多大な損害を被る可能性があります。その結果、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 原材料はすべて国内の仕入業者より調達しますが、仕入業者の倒産等により原材料の調達が一定期間できなくなるリスクや天候不順のため原材料の調達が困難となるリスクがあります。その結果、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 商品の原材料は、野菜が主であり、その購入価格は商品価格相場に大きく影響され、仕入価格が上昇するリスクがあります。その結果、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 |
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法令・訴訟リスク | 投資対象となる事業の商品に何らか事故が発生した場合、製造物責任法による損害賠償責任により、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 |
経営リスク | 営業者は代表取締役への依存度が高いため、代表取締役に不測の事態(病気、事故、犯罪に巻き込まれる等)が生じた場合に、事業遂行に重大な影響を及ぼすリスクがあります。 |
食品衛生リスク | 商品の品質および安全性は経営の最重要課題の一つとして考えておりますが、予期せぬ製造過程や調達過程での異物混入や健康被害を与える可能性のある欠陥商品の製造等が生じるリスクがあります。その結果、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 |
その他のリスク | 営業者では工場ラインの増設に伴い、今後社員の新規採用を行うことを検討しております。しかしながら、少子高齢化や労働人口の減少、または人材獲得競争激化により人材確保が計画通りに進まないリスクがあります。その結果、営業者の業績および今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 |
当社は、営業者に関する資金調達者としての適格性、営業者の行う事業の適法性、社会性等のほか、目標募集額および資金使途が事業計画に沿って策定されていることについて、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会の定める自主規制規則に沿って、合理的な審査を実施しています。
また、営業者による出資金の分別管理体制、出資対象事業に関する情報提供を行う体制の整備等についても、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会の定める自主規制規則に沿って、合理的な審査を実施しています。
なお、当社が上記の審査に基づいて取扱いを決定したことは営業者の事業計画を保証するものではなく、したがって匿名組合員への分配を保証するものでもありません。また、営業者が破産等しないことを保証するものでもありません。
当社と営業者との間に利害関係はありません。
カスタマーセンター
個別のファンドに関するお問い合わせはお電話で承ることができません。下記専用フォームをご利用ください。
0120-365-723(フリーダイヤル)
フリーダイヤルをご利用いただけない場合は、03-6730-2700(通話料有料)
以上