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お知らせ

外国為替証拠金取引の重要事項

【重要】外国為替証拠金取引(FX)の証拠金規制(レバレッジ25倍規制)対応について

2011年7月19日更新
2011年7月13日更新
2011年7月8日更新
2011年6月21日
ソニー銀行株式会社

ご注意
「外国為替証拠金取引(FX)の証拠金規制(レバレッジ25倍規制)対応」は、2011年7月17日(日)を予定しておりましたが、都合により2011年7月24日(日)に延期させていただきました。

お客さまにはご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

2010年8月1日(日)に施行された「金融商品取引業等に関する内閣府令」により、取り引きの額(想定元本)の4%以上(レバレッジの上限は25倍)の証拠金の預託を受けずに業者などがお客さまに外国為替証拠金取引(FX)を行わせることが禁止されました(証拠金規制に関する詳細はこちらでご確認ください。社団法人金融先物取引業協会ホームページに遷移します)。

2011年7月31日(日)には1年間の経過措置(2%以上の証拠金の預託)が終了することにより、ソニー銀行では、2011年7月24日(日)より外国為替証拠金取引(FX)の証拠金に関するルールを変更させていただきます。

必要証拠金、ロスカットとなる証拠金維持率、法定証拠金率などが変更となることから為替レートや建玉に変化がなくとも、必要証拠金が増加する場合があり、お客さまの証拠金状況によってはロスカットとなる場合もありますのでご注意ください。

主な変更点 2011年7月24日(日)より 変更前
1.必要証拠金
(定額から定率へ)
定率(取引金額の円換算額の10%)となり、為替レートにより変動します。 定額
【対円通貨ペアの場合】
外貨建取引金額×対円通貨ペアの為替レート(*1)×必要証拠金率[10%]
【対米ドル通貨ペアの場合】
外貨建取引金額×対米ドル通貨ペアの為替レート(*1)×必要証拠金率[10%]×米ドル/円(USD/JPY)の為替レート(*2)
  • 買いの場合:Bidレート  売りの場合:Askレート
  • Midレート(BidレートとAskレートの中間)
  • 円未満切り上げ
米ドル/円(USD/JPY):60,000円
ユ-ロ/円(EUR/JPY):85,000円
英ポンド/円(GBP/JPY):115,000円
豪ドル/円(AUD/JPY):50,000円
NZドル/円(NZD/JPY):45,000円
カナダドル/円(CAD/JPY):60,000円
スイスフラン/円(CHF/JPY):50,000円
香港ドル/円(HKD/JPY):100,000円
ユーロ/米ドル(EUR/USD):85,000円
英ポンド/米ドル(GBP/USD):115,000円
豪ドル/米ドル(AUD/USD):50,000円
NZドル/米ドル(NZD/USD):45,000円
  • 例)米ドル/円が80.00円の場合、10,000米ドルの建玉を保有するために必要な証拠金は80,000円(10,000米ドル×80.00円×10%)
  • 例)米ドル/円10,000米ドルの建玉を保有するために必要な証拠金は60,000円。
2.ロスカットとなる証拠金維持率
(引き上げ)
必要証拠金の50% 必要証拠金の40%
必要証拠金に対し有効証拠金が50%に達した場合、ロスカットとなります。
  • 例)米ドル/円80.00円、10,000米ドルの建玉を保有している場合、有効証拠金が40,000円(10,000米ドル×80.00円×10%×50%)に達するとロスカット。
必要証拠金に対し有効証拠金が40%に達した場合、ロスカットとなります。
  • 例)米ドル/円10,000米ドルの建玉を保有している場合、有効証拠金が24,000円(60,000円×40%)に達するとロスカット。
3.アラート
(引き上げ)
必要証拠金の75% 必要証拠金の60%
必要証拠金に対し有効証拠金が75%に達した場合、アラートを出します。
  • 例)米ドル/円80.00円、10,000米ドルの建玉を保有している場合、有効証拠金が60,000円(10,000米ドル×80.00円×10%×75%)に達するとアラート。
必要証拠金に対し有効証拠金が60%に達した場合、アラートを出します。
  • 例)米ドル/円10,000米ドルの建玉を保有している場合、有効証拠金が36,000円(60,000円×60%)に達するとアラート。
4.法定証拠金チェック
(引き上げ)
想定元本の4% 想定元本の2%
有効証拠金≧保有している未決済建玉の数量×チェック時点のレート×4% 有効証拠金≧保有している未決済建玉の数量×チェック時点のレート×2%

【ご注意】ルール変更によるロスカット

必要証拠金、ロスカットとなる証拠金維持率、法定証拠金率などが変更となることから為替レートや建玉に変化がなくとも、必要証拠金が増加する場合があり、お客さまの証拠金状況によってはロスカットとなる場合もありますのでご注意ください。
あらかじめ証拠金を多く入金することや、保有している建玉を一部決済することで、有効証拠金を増やし証拠金維持率を高めておくことでロスカットを回避できます。

影響があるお取り引きの例
2011年7月25日(月)のお取り引き開始時点
(2011年7月25日(月)午前8:00)
2011年7月22日(金)のお取り引き終了時点
(2011年7月23日(土)午前5:55)
米ドル/円が82.00円で有効証拠金に変化が無い場合
証拠金維持率=48.78%
有効証拠金÷必要証拠金=40,000円 / 82,000円
⇒証拠金維持率が50%に達しているためロスカットされます。
有効証拠金40,000円で米ドル/円の買建玉10,000米ドルの場合
証拠金維持率=66.66%
有効証拠金÷必要証拠金=40,000円 / 60,000円

【ご注意】外国為替証拠金取引(FX)、契約締結前交付書面(取引説明書)、約款などの再交付について(2011年7月8日追加)

2011年7月24日(日)の外国為替証拠金取引(FX)の証拠金に関するルールの変更に伴い、金融商品取引法第37条の3に基づき外国為替証拠金取引の契約締結前交付書面(取引説明書)、約款などを電磁的方法にて再交付いたします。

2011年7月24日(日)よりインターネットバンキングの外国為替証拠金取引のお取り引き画面ログイン時に「契約締結前交付書面(取引説明書)」が表示されます。
内容をよく読んで十分にご理解いただき、ご同意いただける場合には「同意する」ボタンをクリックしてください。
なお、このお手続きは、モバイルバンキング(アプリ版を含む)ではできませんので、必ずインターネットバンキングよりお手続きください。ご同意いただくまでの間、お取り引きはできませんのでご了承ください。

なお、ご同意いただくまでの間、外国為替証拠金取引のお取り引きはできませんのでご了承ください。

交付予定の外国為替証拠金取引(FX)の契約締結前交付書面(取引説明書)および約款について(2011年7月13日更新)

2011年7月24日(日)に交付予定の外国為替証拠金取引(FX)の契約締結前交付書面(取引説明書)および約款を開示します。内容をご確認いただきますようお願い申し上げます。

以上