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借りた後のメンテナンス
状況に応じて返済計画は常に見直す
借りたときにはとてもよい商品性だと感じたものも、20年、30年とつきあう住宅ローンの場合、経済環境の変化、ご自身の経済力の変化などで、状況が変化してしまう可能性は大いにあります。
そのような場合にはご返済計画を見直す必要があります。したがって、いつでも返済計画の見直しができる商品を選んでおくことは重要なポイントなのです。
繰り上げ返済で返済計画を見直す
ローンは「少しでも早く返してしまいたい」という心理が働くものです。でも、だからといって月々の返済額を多くしてしまうと、かえって返済を困難にしてしまいます。年間の返済額は年収の25%程度が目安といわれています。これを超えると生活を圧迫しかねません。また、ボーナスによる返済割合をあまり高く設定しすぎるのも考えものです。経済状況などによっては、今期待しているボーナス額が変わってしまうケースがあるからです。
しかし、まとまった金額が用意できた場合などは、早期に繰り上げ返済をしてしまったほうが利息を含めたお支払い総額を軽減でき、結果として返済期間を短縮したり、月々の返済額を減らしたりすることにつながります。積極的に返済を進めていくべきでしょう。

イメージ図のように、繰り上げ返済を実行すると、当初は何回かに分けて支払う予定だった元本が繰り上げ返済と同時になくなり、利息支払い分も減ることになります。さらにイメージ図のような元利均等返済の場合は、早く繰り上げ返済すればするほど、その繰り上げ返済により軽減する利息お支払い分が大きくなり、お支払い総額を軽減する効果が高いといえます。
金利タイプ変更でより有利な返済計画を考える
もしあなたが現在「変動金利」を選んでいるのならば、借り入れ後は「固定金利」」への変更のタイミングを探ることになるでしょう。また、「固定金利」を選んでいても、金利の下降局面では「変動金利」へ変更したほうが有利であったり、固定期間の満了後の金利をどのタイプにするか、考えなければなりません。
「変動金利」を選ぶにしても「固定金利」を選ぶにしても、どちらにもメリット・デメリットがあり、選択は非常に難しいものです。だからといって「ほんの少しの差だから・・・」とあまり考えずに選択してしまうと、返済にとても大きな影響がでてしまいかねません。
この金利のほんの少しの差が、どのくらい返済額や返済期間に影響するかを見てみましょう。
表1 返済期間・返済額と金利の比較

- ※毎回の返済額・総返済額については、概算です。
表2 金利の違いによる返済期間の比較

このような大きな差を生む金利ですから、金融市場の金利水準に注意を払い、少しでもご自身にとって有利な状態にできるよう、タイミングを考える必要があるでしょう。最終的に、有利になるか不利になるかはご自身の判断で決まるのです。
ご自身の資金計画や経済環境にあわせ、お借り入れ後も常に返済計画のメンテナンスを心がけることが、住宅ローンとよりよくつきあっていくための第一歩となるのです。

