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投資信託の分配金 知っておくべき重要なポイント

世の中で販売されている投資信託の中でも主流となっている「毎月分配型」のファンド。ソニー銀行でも多数取り扱いをしています。 ここでは「分配金」について知っておいていただきたいポイントを、大きく6つに分けてご説明します。「分配金」について正しくご理解いただき、ファンド選びの参考にしてください。

(1)分配金のしくみ

近年、毎月分配型の投資信託が人気を集めており、何かと注目度が高い分配金ですが、そもそも分配金の支払われるしくみはどのようになっているかご存知ですか?

投資信託は、株式や債券など様々な資産に投資していますが、それらの資産から配当や利子である「インカムゲイン」を受け取っています。また、株式や債券などは価格が変動するため、それらを売買することで値上がり益である「キャピタルゲイン」を得られる場合があります。これらの利益に過去から繰り越されてきた利益を加えたものが分配対象額となります。この分配対象額の中から、ファンドの決算日に投資家に収益分配が行われるしくみになっています。ちなみに、分配金の金額は、投資信託ごとに決められた分配方針に基づいて運用会社が決定しています。

お客さまごとの購入価額などを考慮した場合の分配金の概要については、普通分配金と元本払戻金(特別分配金)をご覧ください。
出所:ウエルスアドバイザー作成資料

(2)分配金が支払われないことってある?

たとえば、毎月分配型の投資信託を持っていると毎月分配金が受け取れるため、預金の利息と同じように確実に受け取れるような感覚に陥ってしまう場合もあるかもしれません。しかし投資信託の分配金と預金利息とは大きく異なります。

分配金は運用成果の一部を受け取るものであり、その分配金額は投資環境によって大きく変化する可能性があります。そのため分配金は、過去の実績より増額されることもあれば減額もしくは全く支払われないこともあり得るのです。投資信託を選ぶ際は、投資信託の目論見書などに記載されている分配方針を確認するとともに、過去の分配実績を参考にすると良いでしょう。分配実績は、「ファンド一覧・検索」画面から各ファンド名をクリックしてご覧いただく、個別ファンドの詳細画面にて確認することができます。

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