プロを訪ねて三千里【第15回】柴山和久氏
ロボアド開発に込めた想い運用のコアは「長期、積立、分散」

ロボットが資産運用を助言し自動化する米国発の「ロボ・アドバイザー(ロボアド)」と呼ばれるサービスが日本でも広がっています。利用者がインターネットの画面上で、年齢や資産運用の経験の有無などに関する簡単な質問に答えると最適なポートフォリオを提示し、預けたおカネを自動的に運用してくれます。資産割合の変動に伴う「リバランス」もロボット任せです。

「ロボアド」で最近、急速に顧客や預かり資産を拡大させているウェルスナビの柴山和久社長に、サービスを立ち上げた理由や基本的な「ロボアド」運用の考え方などを聞きました。

柴山和久(しばやま・かずひさ)氏 プロフィール

ウェルスナビ株式会社 代表取締役CEO

東京大学法学部、ハーバード・ロースクール、INSEAD卒業。ニューヨーク州弁護士。日英の財務省で合計9年間、予算、税制、金融、国際交渉に参画する。その後、マッキンゼーでは、ウォール街に本拠を置く機関投資家を1年半サポートし、10兆円規模のリスク管理と資産運用に携わる。次世代の金融インフラを構築したいという想いから、2015年4月にウェルスナビを創業。

対談日:2017年11月15日

「働く世代」が顧客全体の9割以上を占める

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  • 尾河2016年7月にサービスを始めたばかりですが、およそ1年半で預かり資産が急激に膨らんでいます。
  • 柴山

    申し込みは5万件ぐらい。このうち、すでに運用を開始している人は3万人以上います。全体の92%は20代から50代の働く世代です。

    日本の金融機関はこれまで、高齢者の開拓に力を入れてきました。個人金融資産1,800兆円のうち1,200兆円、つまり3分の2は65歳以上の高齢者が保有しているためです。

    若い世代向けのサービスについては手薄だった感があります。ましてやスマホで完結する資産運用のサービスなどはまったく存在していませんでした。米国でも3〜4年前までは「ロボアド」サービスは普及していませんでした。

  • 尾河米国でもこのようなサービスが本格化したのは最近なのですね。
  • 柴山

    ニューヨークに勤務していた時代には、ロボアドは広く一般的なサービスとして存在していませんでした。米国のオンライン証券でも紙の取引報告書を送ってほしいという顧客の要望が多かった。

    その後、スマホ中心のライフスタイルの広がりを受けて、若い世代を中心に金融サービスへの期待値やネットサービスがこうあるべき、という考え方が大きく変わりました。アプリをベースにした生活サービスが続々と登場する中で、金融サービスへの期待値に変化が生じたのでしょう。

  • 尾河金融機関としても説明にかかるコストなどを考えると、どうしても金融資産を多く保有する層にフォーカスしがちですね。一方で、金融庁のNISA(少額投資非課税制度)に関するアンケート調査によれば、「投資や運用が怖い」というイメージが若い人たちにはあります。そのような認識も変わってきているのですか。
  • 柴山

    そうした変化を肌で感じています。2017年だけでも40〜50回セミナーを開催していますが、来ていただくのは当社の利用者と同様、30〜40代が中心。20代や50代の人たちも結構、参加してくださっています。「資産運用をしないといけない」というのが皆さんに共通した思いです。それは今までになかったことでしょう。

    自分の親の世代はバブル経済の崩壊以降、資産運用にはあまり縁がなく、基本的には預金と保険がメイン。退職金が入ると住宅ローンを完済し、残ったお金で資産運用をはじめるというパターンが一般的です。退職金という制度があり、年金もきちんともらうことができる。「国や会社が自分たちの老後を見てくれる」という感覚があったのです。

    これに対して、若い世代の場合、大卒で大企業で定年を迎えても退職金が毎年2.5%減っているという厚労省の調査結果もあります。少子高齢化の進行に伴い、年金制度への不安も広がっている。そうした中で、若いときから働きながらコツコツと資産運用をしていかなければならないと考えている人がこの10年で大きく増えたのでしょう。

  • 尾河セミナーは投資の勉強、それともサービスに関する説明が中心ですか。

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  • 柴山

    基本的には「長期、積立、分散」という資産運用のコアの部分を学んでいただく内容です。運用のコアはあくまでも「長期、積立、分散」であり、サテライトをテーマ投信や特定国・地域の資産の運用などに充てるのが資産運用の原則。

    ところが、コアとサテライトを分けること自体があまり理解されていません。ともすると、サテライトにフォーカスされがちです。

  •  

    金融庁も2016年9月の金融レポートで、「リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効である」としたうえで、「こうした長期・積立・分散投資の効果等については、我が国では必ずしも広く一般に認識されている訳ではないと考えられる」と指摘していました。

    ではなぜ、「長期、積立、分散」という原則が浸透していないのか。日本ではおそらく、成功体験が共有されていないからでしょう。米国だと実際に401kの制度を通じてその成果を享受しており、家族の中でも当たり前のように成功体験が受け継がれています。セミナーではそうした現状をまず説明。そのうえで、ウェルスナビが「長期、積立、分散」にフォーカスしたソリューションを提供していることを説明しています。

中長期運用での成功体験が大事

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  • 尾河日米間にはやはり、カルチャーの違いがありますね。米国では金融教育が当たり前のように施されている。一方、日本では「人前でおカネの話はするな」、と。
  • 柴山

    そこはとても重要なポイントですね。米国では職場の仲間とのランチでも、資産運用や投資の話をするのが普通。大リーグやアメフトの試合結果について話をするような感覚です。

    ところが、日本ではまったくありません。かつて勤務していた財務省やマッキンゼーでも話題にしたことがなかった。日本の人たちは退職金が減って年金不安を募らせても相談することできず、一人で考えて資産運用をしなくてはならない。孤独でつらい立場に置かれています。

  • 尾河金融庁も「資産運用」に代わって「資産形成」という言葉を使うなど、変化の兆しもありますね。
  • 柴山

    その通りです。そして、リターンだけでなく、リスクに対する理解を深めるのも大事です。リーマンショックのような金融危機を乗り越えて資産を増やすことができたという成功体験を持っているか否かで、運用に対する向き合い方も変わってくるはずです。そうした体験をどのように広めるかが重要です。

    成功体験とは、短期的な運用パフォーマンスが上がっているということではなく、資産運用をしていいときもあれば悪いときもあるが、中長期的には資産が増えていくということです。それを肌感覚で理解できるかどうかによって資産運用への考え方も異なります。

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  • 尾河

    「貯蓄から投資へ」と言われてから久しいのですが、いまだに半分は現金です。「長期、積立、分散」の重要性を丁寧に説明することで、そうした流れも大きく変わるといいですね。

    ところで、ウェルスナビの「ロボアド」サービスは他社とどのような点が違うのでしょうか。

  • 柴山

    「長期・積立・分散」にフォーカスしたサービス設計が1つめの特徴です。すでに運用を開始した3万人の利用者のうち2万人が実際に積立をしており、その数は毎月、急速に増えています。ウェルスナビを通じて、「長期・積立・分散」の資産運用が日本でも普及しつつあると実感しています。

    2つめの特徴は、ノーベル賞理論に基づくアルゴリズムによって中長期的なリターンの最大化を目指して運用されているという点です。「これからアメリカで金利が上がるのではないか」といった人間の主観を排除し、客観的に運用されています。

    そして、3つめの特徴はこうした資産運用のすべてのプロセスが自動化されていることです。たとえば、35歳の人が60歳までにどの程度、資産を増やしたいのかというゴールを最初に設定。そのうえで、毎月いくらぐらいの積立をして、どのようなポートフォリオを作ったらゴールを達成できるのかという道筋を示します。運用プランを決定し、入金や積立の設定をすれば、すべての取引が自動的に行われます。

    自動化のレベルは日本でトップクラスだと自負しています。ユーザーのポートフォリオをひとつひとつ個別にチェックし、理想のポートフォリオとのずれを検知し、それを埋めるのが自動化の工程。たとえば、株価が上昇すれば当然、ポートフォリオに占める株式の割合が高まります。その場合、積立で入金するときには自動的に債券優先で購入します。リバランスの機能は積立だけでなく、引き出すときにもついています。特許を取得した仕組みで、組み入れられているETF(上場投資信託)の分配金の再投資もリバランスしつつ行っています。

    利用者が3万人いれば、3万通りの行動パターンがある。入金や引き出しのタイミングはバラバラです。一人一人の行動に合わせて最適な資産運用サービスを自動的に提供しているのです。

  • 尾河ウェルスナビのサイトでポートフォリオチェックをしましたが、とても簡単ですね。入力する情報はさほど多くなく、画面もシンプルでわかりやすい。これならば初心者でも入りやすい印象を受けました。
  • 柴山

    5つや6つの質問だけで、どうして最適な資産運用を提案することが可能なのか、との質問をよく受けます。

    実は何百万通りもの組み合わせについて予めリスクとリターンを計算。リスクが決まれば、リターンがいちばんいい組み合わせを選び出す。リスクをどれだけ取れるか取れないかを調整すれば、それに合わせた最適なポートフォリオを提供することが可能。だから、簡単な質問に答えてもらえるだけで提供することができます。

心理的なワナに陥らないのが「ロボアド」の強み

  • 尾河個人投資家には「ロボアド」でも失敗したり、頼ってしまうあまり大きな損をこうむったりするのではないかという不安もあります。
  • 柴山

    「長期、積立、分散」という仕組みと、そのリスクを正確に理解することが大切だと思います。

    「世界経済全体に対して投資を行う」のが「ロボアド」の基本的な考え方です。世界中の企業に少しずつ投資を行うことで、世界経済全体を上回るリターンを得ることができる。数年前に全世界でベストセラーになったフランスの経済学者のトマ・ピケティの「21世紀の資本」で「r>g」という公式を掲げています。投資利回り(r)が経済成長率(g)を上回るという理論です。

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    世界経済全体に投資するため、国際的な経済・金融危機が発生した場合には一時的に大きく資産が目減りするリスクがあります。実際、過去にも起きたし、今後も起きると思ったほうがいい。

    それでも、「r>g」という公式に従えば中長期的にはむしろ、世界経済を上回るリターンを得ることが可能です。

    でも、それが「どの程度のリスクなのかがわからない」という不安もあるでしょう。そこはガラス張りにしようと心を砕いています。

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    たとえば、リーマンショック級の危機が起きたらどれぐらい資産が減ってしまうのか。その後、資産がどの程度、回復するのかといったシミュレーションをボタン一つでいつでも確認できるようにしています。

    大事なのは「継続して運用すること」。手持ちのすべてのおカネを投資に充てたら、万が一のときには資産運用を続けることができなくなるおそれがあります。金融危機が起こっても継続できることを前提に、どの程度の額を注ぎ込むことが適当なのかを考えていただく材料になります。

  • 尾河「見える化」が大事だ、と。

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  • 柴山

    最悪のケースもあえて示しています。義理の両親も資産運用をしており、リーマンショック時には一時、パニックになりました。そのとき、おカネの預け先にアドバイスを求めたところ、「一時的な下落なので大丈夫」と言われて積立を続けました。

    そうするうちに、資産価値は回復。米国の株式市場の株価(S&P500)は、2017年9月末時点でリーマンショック前(2008年1月)の2.2倍まで回復しました。そうした経験を乗り越えれば落ち着いて行動することができる。当社はそれをサポートするためにあえてガラス張りにしていています。繰り返しになりますが、「今後も危機が起きる」と考えて行動するのが正しい。

  •  「ロボアド」ならばリーマンショック級の危機が起きても守ってくれると思う人もいますが、それは誤解です。世界最大規模のファンドであるノルウェー政府年金基金もリーマンショック時の運用結果は23%のマイナスでした。たとえ、世界で最も優秀な運用のプロを集めて数十兆円のファンドを運用しても、一時的な損失は回避することができません。しかし、運用を中断せずに続けていければ、中長期的に大きなリターンを積み上げることは十分に可能なのです。
  • 尾河だからこそ、積立が大事なのですね。
  • 柴山

    積立をしていれば、下がったときに割安で投資することができます。あとで振り返ってみればリターンの源泉になる。しかし、多くの人はなかなか下落局面で買うことができません。

    値下がりしているときに積立で投資を行うのはとても合理的なアプローチなのですが、人間はときに非合理的な行動を取ってしまいます。「ロボアド」はロボットによる高速売買で資産を守るのではなく、「長期、積立、分散」の資産運用を合理的に淡々と行うだけです。なぜ通常の資産運用よりもリターンが高いのかといえば、それは人間が心理的に陥ってしまいがちなワナにはまらないからです。

自らプログラミングを勉強

  • 尾河会社の立ち上げまで、システムなどの事前準備が大変だったのではないですか。
  • 柴山

    会社設立は2015年のゴールデンウィーク。翌2016年1月には試験的にサービスを始めました。準備期間は半年程度です。

    日本でサービスを立ち上げようとしたときに、ある会社のCTOから「いかにも財務省やマッキンゼーのような格好だとエンジニアは誰も応援しない」と言われたことがあります。「スーツはジーンズの敵」というわけです。今でもそれをひしひしと感じています。シリコンバレーの人だって、誰もスーツを着ていないでしょう・・・。

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  • 尾河ジーンズでないとむしろ、浮いてしまう(笑)。
  • 柴山

    だから、ユニクロに行ってジーンズを買いました。同時にモノ作りやサービス作りの楽しさ、苦しみ、つらさを実感しなければとも思い、渋谷のプログラミング学校に通って勉強しました。

    いくつかの質問に答えてもらうと最適なポートフォリオを提示するというプロトタイプ画面は、周囲の人の協力を得ながら自分でプログラミングしました。日本のベンチャーキャピタルにそのリンクを送ったところ、最初の資金調達をすることができました。

  • 尾河柴山さんは、財務省、マッキンゼーを経て、外国の金融機関では海外で兆円単位のおカネを運用していました。そんなキラキラしたキャリアの持ち主が個人投資家にフォーカスしようというビジネスを始めたのはなぜですか。
  • 柴山

    そうですねえ・・・。若い人たちをサポートしたいと考えていたのが一つの理由です。財務省で勤務していたころには、「子供の貧困」や「勝ち組負け組」といった言葉がメディアを賑わせていました。日本社会だけでなく、世界経済もグローバル化し、それに伴う格差の広がりを感じていました。

    財務省では社会保障や税制を担当していましたが、高齢者のサポートが中心。自分と同じ世代をサポートする政策を作りづらい、という忸怩たる思いがありました。

    一方、米ウォール街の金融機関に身を置いていたときには10兆円規模の資産運用のリスク管理やアルゴリズム(数式)を使った資産運用システム作りのお手伝いをしていました。運用で使うアルゴリズムは万人に公開されており、運用規模が10兆円でも500万円でも使えるはず。それなのになぜ、誰もが使うことはできないのか。そうした素朴な疑問を抱いていました。アルゴリズムを誰かが隠しているからではなく、採算が取れる機関投資家や富裕層に提供しているだけのことです。

    ほかの産業に目を転じてみれば、かつてはごく一部の人しか利用できない、あるいは特別な機会にしか使うことができなかったものが、今ではいつでもだれでも使えるようになったという例が多々あります。自動車や航空ビジネスの世界でもそう。携帯電話もしかり。少し前のスーパーコンピューターと同じ性能のスマホを皆が持ち歩く時代。資産運用もそうした流れになるのではないかと考えました。

    ウォール街で機関投資家をサポートしているとき、「プロの投資家を助けるのもいいが、自分たちの家族の資産も見てほしい」と義母に言われたことがありました。それも一つのきっかけです。

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  • 尾河身近なところから個人投資家の存在へ目が移り、さらに若い人をサポートしようという結論に達したということなんですね。
  • 柴山今振り返ると行き当たりばったりなんですけどね(笑)。
  • 尾河それでもプログラミングの勉強までしました。会社も退職されましたが、不安はなかったのですか。
  • 柴山

    なかったですね。実は起業からさらに遡ること5年、財務省を辞めてからマッキンゼーに入るまでの3ヶ月、極貧生活を経験しました。夫婦二人合わせた全資産が最悪期には8万円ぐらいまで減少。そのときには、スーパーで買い物しても物の値段を身体が覚えていました。スーパーで野菜の値段が数十円上がっているのを見ただけで、身体が痛くなってくる・・・。

    面接を受けても次々と落とされてしまった。何もすることがなく、夫婦で午前中にスターバックスへ足を運んでドリップコーヒーを一杯。午後にもまた二人で一杯。「世の中には必要とされていない」と考えていました。

    ある日、スターバックスへ行ったとき、ベビーカーに犬を載せた老夫婦がやってきてマンゴーフラペチーノを注文しました。自分の目の前で犬がマンゴーフラペチーノを食べていた・・・。その印象があまりにも強烈でした。それだけに、マッキンゼーが拾ってくれたときにはうれしかった。極貧生活の経験があったから、今はどんなに厳しくなってもあのときのようにはならないだろうと思っています。

  • 尾河8万円時代の奥様との関係は。
  • 柴山まったくギスギスしたことはありませんでした。一緒に苦労していたので・・・。妻が生まれ育ったシカゴの人たちはいたって質素なんです。ブランド・ショップが立ち並ぶミシガン通りでも誰もブランド品を着ていません。妻は今でも近所の業務用スーパーへ買い物に行ってますよ。
  • 尾河素晴らしい奥様ですね!
  • 柴山そうですか?改めて言われると照れますが、確かに感謝しなきゃいけないかもしれませんね(笑)!
  • 尾河最後に、ウェルスナビとソニー銀行の提携サービスがこの12月から始まりますが、ソニー銀行、あるいはソニーグループに柴山さんが期待されることをお聞かせください。
  • 柴山

    私自身、物心ついたときから、ウォークマンなどソニーの製品を使ってきました。夢をかなえてくれる、感動を与えてくれるということをビジョンに掲げてきた企業だと、1ユーザーとして感じてきました。ですから金融という分野において、特に働く世代の人たちにとっての夢や、資産運用サービスや投資における感動をこれから一緒に作っていけたらいいな、と思っています。

    ソニーグループは新しいサービスや商品など、モノづくりをきちっとやっていくというミッションを持っていると思いますが、私たちも金融サービスにおいて新しいモノづくりをやっているという自負があります。そういう意味では方向性も一緒だと思いますので、ソニー銀行のお客さまに夢や感動を一緒にお届けできるようなサービスを作っていきたいと思っています。

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WealthNavi for ソニー銀行