MONEYKitトップ > from MONEYKit > スペシャルインタビュー > モバイルバンキングスタート記念インタビュー モバイルバンキングの未来 〜NTTドコモ編〜
DCMXはチャージの必要ないサインレス決済
「ケータイとお金」といえば、2004年7月にサービスがスタートしたiモード FeliCa 対応携帯電話「おサイフケータイ®」があります。“ケータイで買い物をする”スタイルのこれからについて、どのようにお考えですか。

「おサイフケータイ」の機能はFeliCa(*)という非接触ICチップを内蔵した端末で使えますが、すでにこのチップを搭載している機種は1,300万台に達しています。ドコモとして、これをどう展開していくかということで始まったのが、「DCMX®」という新しいクレジットサービスです。
- (*)Felicaとは…
ソニー株式会社が開発した非接触型ICカード技術。
DCMXには、大きく二つのサービスがあります。ひとつは「DCMXmini」で、これは利用枠が1万円と決められており、ドコモユーザーであればいつでもケータイから入会できます。入会金・年会費は無料、請求は携帯電話の利用料金と合算といった使いやすさが特徴です。もう一方の「DCMX」は利用枠が20万円以上、VISAブランドのカードも発行され、分割払い、リボルビング払いにも対応した本格的なクレジットカード感覚でケータイが使えるサービスです。
「Edy」のような、いわゆるプリペイド方式の電子マネーは、使う前にお金をチャージしておかなければなりませんから、ユーザーの観点からするとそこが面倒です。DCMXは後払いですからそのような面倒はありませんし、いつでも手軽に使えます。特にDCMXminiは1万円までなので、使い過ぎの心配もありません。小額の買い物のクレジット決済はこれまで日本では浸透していませんが、いつも身につけているケータイをかざすだけというスタイルであれば、広いユーザーに使っていただけると思います。
端末では現在902iSシリーズが最新モデルです。どのような特徴があるのでしょう。「セ9リティ」「9レジット」「オンガ9」という面白いキャッチコピーをみかけますが。
902iSは全機種におサイフケータイ、DCMXを標準装備しています。そこで、特に認証系のセキュリティ面をより進化させた「安心・安全ケータイ」になっています。
端末固有の機能として、指紋や声などによって本人確認を行う「バイオ認証」があります。また、全機種に共通して、ケータイを置き忘れたりなくした時に、電話1本でロックをかけられる「おまかせロック®」機能、大事なデータのバックアップをする「電話帳お預かりサービス®」などのセキュリティ機能をお使いいただけます。
ユーザーから人気の高い音楽関係の機能については、端末固有のオプションも充実させています。たとえば、着うたフルに対応した端末やWMA(Windows Media Audio)ファイルが再生できる音楽プレーヤー機能を搭載している端末もあります。また、深夜の間に自動的に最長1時間の音楽番組をダウンロードする「ミュージックチャネル」というサービスもはじまりました。
最近はケータイを機能だけでなく、デザインで買うという人もかなり増えていますね。

どの機種にも使われるべくして使う機能はすでに入れてしまっているんですね。そういう意味では、ケータイは電化製品、いわゆる白物家電に近い存在になっていると思いますし、デザインが決め手になるケースは多いでしょう。
その一方で、購買意欲を刺激する機能もまだまだあります。昔はデジカメがそうでしたし、いまならワンセグ(*)がそうかもしれません。
そういったサービスでビジネスモデルをどう組んでいくかというのが次の課題です。
(*)ワンセグとは…
地上デジタル放送で行われる放送のひとつで、携帯電話などの移動体で受信が可能なしくみになっている。
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