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2003年以降インドの株価指数が3倍に
それではインドの株式市場について、ご説明させていただきます。まず世界の主要株価指数と年間の騰落率を示したグラフをご覧いただきますが、2005年の傾向として、世界的に株式市場は好調だったということはご確認いただけると思います。
- 世界主要株価指数の年間騰落率(2005年、現地通貨建て)

- 世界主要株価指数の年間騰落率
ランキングと株式時価総額 -

出所:World Federation Of Exchanges、各証券取引所データ、Bloomberg。2005年12月末現在、時価総額30兆円以上の各国主要株価指数からPCAアセット作成。日本はTOPIX、米国はS&P500、中国はH株指数を使用。時価総額は日本は東京証券取引所、インドはボンベイ証券取引所、中国は上海証券取引所と深セン証券取引所の合計値を使用、また、オランダ、フランス、ベルギーはユーロネクストの時価総額を使用。
1位、2位のサウジアラビア、ロシアというのはご存知の通り原油価格の高騰によってかなり潤った国ですが、サウジアラビアは1年間で倍になっています。アジアでは、サウジアラビアに続いて韓国、日本、その次にインドという順番になっています。また、インドの株式市場の時価総額は約65兆円まで増加しており、この1年間で約2倍になっています。
逆に、アメリカの株式市場はほぼ横ばい、中華圏の株式市場も大きな上昇がなく、相対的に低迷した結果となっています。世界的に株式市場は上昇しましたが、二極化の動きが広がったといえると思います。ちなみに、BRIC's4カ国の株価上昇率は、ロシア、インド、ブラジル、中国の順番となっていました。インドは2005年1年間で36%上昇したマーケットで、2003年以降の3年間では約3倍に上昇した実績となっています。
次にインドの株式市場について詳細をみていくことにします。
- Nifty指数の長期推移(1991年1月〜2005年12月末まで、現地通貨ベース)

出所:Bloombergデータを基にPCAアセット作成
インドの株式指数にはSensex指数、Nifty指数という2つの指数があります。Sensex指数はボンベイ証券取引所(BSE)の代表的な30銘柄から構成される歴史のある指数となっています。Nifty指数は、完全システム化を導入しているナショナル証券取引所(NSE)の代表的な50銘柄から構成されております。ここではNifty指数を使って説明していますが、2006年1月現在3,000ポイントの水準で推移しており、2005年来、過去最高値を更新しています。Nifty指数の動きで見ると1991年当時、約330の水準の株価指数が、15年で約10倍になっています。
インド株価指数は上下動を繰り返しながら上昇しているトレンドですが、簡単に過去を振り返ると、ちょうど1991年がインド経済にとっては転換期になった年だといえます。1990年から1991年にかけて、インドの外貨準備高が極端に減少し、デフォルト寸前の経済危機に陥りました。インドは1947年に政治的にイギリスから独立しましたが、その後は社会主義寄りの政策をとり、国営企業がコントロールしていたのですが、これが行き詰まりを見せてしまいました。
- ※Nifty指数(S&P CNX50インデックス)とは:
インドを代表する50銘柄で構成された指数で、同指数に含まれる株式はナショナル証券取引所の時価総額の約6割を占める
(2005年12月末現在)
- はじめに
- 外資系運用会社最大のアジアのネットワーク
- 2003年以降インドの株価指数が3倍に
- 実態を伴った株価上昇が現在も持続
- 短期的には小型株を中心に調整局面も
- ITのみならず多様な業種に高い成長性
- PCAインド株式について
- 中長期の成長ストーリーを見据えた投資を

