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スペシャルインタビュー
アナリスト・インタビュー 藤原延介氏 リッパー・ジャパン マーケット・アナリスト

個別の国の材料をできるだけ提供したい

――
マーケットを予測するときなどに、藤原さんなりのジンクスはありますか。
藤原氏

藤原氏

自分のジンクスをお話しできるほど経験を積んでないので、なかなか難しいですね(笑)。ただ、これは反省の念を込めてですけど、今までの経験を振りかえると、相場観を変えると相場が変わってしまうというのがあるんです。たとえば昨年、結構早い段階でインドは1回調整するんじゃないかと予測はしていたのですが、書くのをためらっていたら調整がやっぱり入ったとか、その後書いたら、今度は一本調子で上昇したとか、そういうことが多々あります。

――

情報を利用されているかたからは、どんな反響が多いでしょう。

藤原氏

特にファイナンシャルプランナーのかたからは好意的な言葉をいただくことは多いですね。先ほどお話したように私たちは中立的な立場のレポートですから、お客さんに説得力をもって説明できるといってくださいます。ファイナンシャルプランナーのかたたちも、もちろん金融や投資のプロではありますけれども、実際に運用をやっているかたほど細かく見るのは難しいと思います。その中でわかりやすい言葉でプラス材料、マイナス材料がはっきりと書いてあって、なかなか運用会社や証券会社からは出てこない情報が出てくるということで重宝してもらっているわけです。

――

お一人で10の国・地域の情報をレポートしているわけですが、業務の中では、どのような点がご苦労されている点ですか。

藤原氏

10の市場を見ること自体は、時間はかかりますけれど関連性もありますので、そんなに大変なことではないんです。1番困るのは独自の材料がないときです。アメリカの利上げですとか方針の転換ですとか、ある大きな要因で全部の市場で売られたり、買われたりしている時は、個別の国の材料で説明できない状況がどうしても出てきます。しかし、リッパー・マーケットの読者で本当にインドしか見ないかたもいらっしゃると思うんですね。そういうかたが読まれたときに、そのアメリカの話だけしか書いてなかったらやはり独自の情報の価値が少ないと思いますので、なんとかその国の中から情報を探してくるということはしています。

 

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