MONEYKitトップ > from MONEYKit > スペシャルインタビュー > ウェブサイトインタビュー ニフティ『ポッドキャスティングジュース』編
ポッドキャスティングの総合案内をスタート
御社は、2005年7月にポッドキャスティングのポータルサイト「Podcasting Juice」(ポッドキャスティング・ジュース)をオープンしたわけですが、どんなきっかけから始まったのですか。
ニフティでは、「ココログ」というブログサービスを提供しているのですが、もともとニフティには「個人のかたがインターネットで何か自己表現することを支援しよう」といった思いがあるんですね。文章を書いて自己表現したいといったかたがいらっしゃるのと同じように、もしかしたら、しゃべることが得意なかたがいらっしゃるだろうと思いました。
ただ、ポッドキャスティングといってもまだまだご存じのないかたが多いので、いきなり「ポッドキャスティングを始めました」といってもだめでしょう。それでまずは聴いていただくことから親しんでいただこうということで、さまざなオリジナル番組が無料で楽しめる専門サイトを立ち上げたわけです。

具体的には、どんな番組が楽しめるのですか。
現在、「Podcasting Juice」に参加されている企業は10数社で、ラジオ番組、ニュース、英会話、トーク番組といったコンテンツが20数番組あります。また、個人のかたがポッドキャスティングを始めるには,ポッドキャスティングに対応したブログサービスを使うのが最も手軽ですが、「Podcasting Juice」を企画したころはまだ日本ではそうしたブログサービスがほとんどないという状況でした。そのため、ポッドキャスティングに対応していないブログでもポッドキャスティングを楽しめるようにする、「Podfeed」(ポッドフィード)というサービスを無料で配布しています。
「Podfeed」を使って、ご自分でポッドキャスティングをはじめられているかたがすでに約3500名いらっしゃいます。そういったかたたちの番組紹介や、アクセスランキングなども紹介しています。
コンテンツを揃えるにあたっては、音声で一番魅力的なコンテンツをお持ちなのは、まずはラジオ局だと思い、TBSラジオやInterFMに声をかけました。特に若いかたは、昔に比べてラジオをリアルタイムで聞かれる機会が少なくなっていますし、それだけでなく今までラジオで聞けなかったものも聞いていただけるような内容にしたいと思いました。ニュース番組では、読売新聞と毎日新聞のニュースが音声で聞けるようになっています。
ユニークなところでは、新宿のライブハウスで「ポエトリー」といって自作の詩を観客に聞かせる詩のライブのようなものがあるんですね。それを配信したいと思いまして、直接ライブハウスで収録して配信しています。
「ココログ」はブログブームの火付け役になりましたよね。「Podcasting Juice」も、またひとつ新しいネットの楽しさを広く紹介するきっかけになりそうですが。
そうなったらいいですね。ニフティという会社は、新しいもの好きな社内のカルチャーがありますし、何よりもユーザー側から発信できる場を提供したいという気持ちは強いんです。社長の古河(古河建純氏)自身、新しい事業を始める際に、ビジネスとしてどれぐらい利用していただけるかといったことだけでなく、「可能性があるのならトライしてみよう」という見地から事業を推進しているので、新しいサービスはやりやすいですね。
- いつでもどこでも「聞いて楽しめる番組」を配信
- ポッドキャスティングの総合案内をスタート
- 人気番組は落語と英会話、広がる可能性
- 声は人間の感情を伝えるやさしいメディア

