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「インベスコ店頭・成長株オープン」のご案内
新しいビジネスが活性化させる小型株市場
次に、中・小型株市場をこれからどう考えるかということをお話させていただきたいと思います。いま株式市場は非常に堅調ですが、中・小型株市場の状況を理解していただくためには、長いスパンで考えていただくとわかりやすいと思います。
この資料は株式市場の25年間のチャートです。
【日本の株式市場の歴史と主な出来事】

出所:2005年5月末現在、ブルームバーグ
青色の点線はTOPIX、実線は日経平均株価、黄色は小型株指数の代表として東証二部指数を使っています。昔は3本の線は同じように動いています。よく見ていただくと東証二部指数の動きは大型株に若干遅れていますが、動き方はほとんど同じです。ところが98年あたりから状態が違ってきています。東証二部指数はバブルの時、他の指数同様よく上がってまして、また下がりました。しかしITバブル前の安値を切らずにそのまま上がり、今は80年代後半のバブル水準まで来ています。
では何が変わったのだろうということです。昔は小型株というのはその業種の中位・下位の銘柄でしたが、この頃から新しい業種を作り出して、自分がその業界の1番手だという形で活躍してくる企業が増えてきました。そういった企業が指数を引っ張っていますので、景気の動きとは少し違う形が現れてきたのだと思います。
この背景には2点があると思います。ひとつは新しい企業が出てきやすい株式市場の状況になった。新興市場が出来て、新しい企業でも上場できるようになってきました。2つ目は、いろいろな規制緩和が進みました。昔は民間ではできないことがだいぶ解放されて、新しいビジネスが生まれています。
それから、昔は起こらないと思ったことが社会に起こっているという点も重要です。世の中リスクだらけ、じゃあ自分でリスクをとってやってみようという人が増えてきましたし、そういった会社が不況やデフレの中でもどんどん利益を伸ばしました。
株価反転の余地がかなり出てきた小型株
小型株は結構上がって、もうバブルじゃないのと言う方も結構いらっしゃいました。JASDAQ指数で流れを見てみます。
【JASDAQ市場のPER・EPSの推移】

EPS = 日経ジャスダック平均/ PER(出所:2005年7月末現在、大和総研)
現在とITバブルの頃で一番違うのは収益が伴っているか、伴っていないかという形です。両者のPER(株価収益率)とEPS(企業の1株あたりの利益)を見てみましょう。ITバブルの時、とにかくPERは70倍以上です。収益は下がってきているのですが、インターネットの将来は素晴らしいからどんどん投資しようといった感じでございます。当時は、最初に多額の借金をしてでも拡大してやっていく方がいいんだということでしたが、まだなかなかお客さんが集まりませんでした。それでコスト倒れに終わりまして、収益が下がってしまいました。
その後、株価は低迷しましてPERも下がったんですが、この間にかなり中・小型株もリストラを行いました。そういったことが花が咲いてきたのが2003年からです。収益が上がってきまして、それと共に小型株市場も上がっているという形でございます。
PERを見て行きますと、確かに底からは上がってはいるんですけど、まだITバブルが崩壊した後のレンジの中に入っています。収益の方は予想の収益が少し下がっています。これが小型株市場の低迷の理由のひとつでもあるのですが、ここにきてこれが上向く兆しが出てきています。
比較的たくさんの会社を集計しております大手証券会社のアナリストの調査予想を見ますと、以前に自分が作った予想と今の予想で強いか弱いかを見る、いわゆる企業業績の予想の修正インデックスが、大和証券でも野村證券でも上向きになってきて今3カ月ぐらいが経ってきています。そういった意味では、株価が反転する余地がかなり出てきたなと考えています。
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