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セミナーレポート
ソニーバンク投資信託セミナー:2005年7月15日 中国株投資の魅力2

必ずお読みください 個別ファンドの重要事項

反日デモの影響は…

和泉
今日お集まりの皆さまは、中国に魅力を感じていてお越しでしょうが、その一方で不安も感じているでしょう。特に春先の反日デモ。理屈では分かっていても不安なもので。今は落ち着いていますが司馬さんは反日デモをどういうふうにご覧になっていますか。
司馬
ちょうどそのとき中国に出張してまして、その前日あったらしくタクシーの運転手さんに聞きましたが、現地に居た日はそれほどひどくはなかったですね。一部の投資家は不安になったようですが、ファンドを運用していると分かるのですが、解約が増えています。
和泉
解約が増えているのですか。
司馬
はい、感情的なものもあると思いますが、4月ごろから解約が増えています。じゃあマーケットに影響があったかといいますと、マーケット的にはほとんど影響はありませんでした。報道では、中国株の解約が増えているようですが、実は昨年の10月ごろから解約が増えてきているのです。4月以降は以前より増えてきた感じで、反日デモとは違う理由があると思います。
和泉
昨年の10月頃はインド株ファンドも設定され始めてきていますし、たぶん利益確定の解約があったのですかね。
司馬
はい。利益確定してインド株ファンドに流れていったのもあると思います。ただし、実はほとんどの中国株のファンドは、直近で高値を更新しています。もちろんソニー銀行取り扱いの「三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」も7月に入ってから高値を更新しています。ですから、実際の運用上の影響はほとんどありませんというのが現状です。
和泉
つまり、私たちはテレビのブラウン管という切り取られたものをみて判断しますから、それに乗じて解約を促進してしまったのでしょうね。日本のメディアの悪いところですが、ひとつのセンセーショナルなことがあるとそればっかり報道しますからね。それが、マーケットに連動していたかとなると話しは別だし、それをちゃんとみないといけないということですね。
司馬
それがひとつだし、それと中国のマーケットは非常に大きいということです。集計しますと昨年の10月から直近の5月まで中国株に対する日本の売り越しは約1200億円程度ですが、マーケットには影響していないですね。今、香港マーケットの時価総額は、110兆円程度あります。110兆円からみれば1000億円の流出はたいしたことではないのですね。
和泉
解約が増えるのは、ファンドの運用としてどうなのかな。保有株で売らなくてもいいものを売るわけですから。高値更新ということですが、ファンドの成績がちょっと心配ですね。
司馬
そういう意味では、ファンド運用での影響は出てきますね。おっしゃるとおり、保有している銘柄で売りたくないものを売らなくてはならなくなるので、個別ファンドでは、そういった影響は出てきます。弊社だけではないのですが、他社のファンドでもそれは、一緒ですね。
和泉
そうですね。日本の投資家の皆さまもなんか雰囲気だけで動くのではなく、きちんと情報を取ってから動いていただきたいといったところですか。

 

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