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セミナーレポート
ソニーバンク外貨預金セミナー 2005年夏

必ずお読みください 外貨預金の重要事項

外貨投資の賢いはじめかた

講師:長尾数馬氏
株式会社ラピュータ ファイナンシャル アドバイザーズ 代表取締役

はじめに 〜中国元切り上げについて〜

本日は「外貨投資の賢いはじめかた」というテーマでお話をさせていただきますが、昨日(7月21日)、中国人民元の切り上げがありました。その話を聞きたいと思っていらっしゃるかたも多いと思いますので、本題に入る前に少しだけお話することにします。

中国元に関して、切り上げの話はずいぶん前から出ていました。切り上げは予想通りといえます。ただし、サプライズもあります。私はfrom MONEYKitに掲載されている「為替マーケット講座」というコンテンツを執筆していますが、その中で「為替相場を動かすのは経済的な要因だけではなく、突発的な出来事、“サプライズ"が相場を大きく動かすことがたびたび起こる」と書きました。まさに昨夜はサプライズ、不意をつかれました。

今回の切り上げ高は、わずか2.1%でした(1ドル=8.1元)。以前から中国元は30%から40%ぐらいは割安ではないかといわれていて、2.1%という数字は大したことはありません。しかし、「やらないやらない」といわれていた中でやった、昨日というタイミングに驚いた市場関係者も多かったでしょう。ここしばらくの最安値、1ドル=113円の時点で切り上げが行われたわけですから。

そこで今後について簡単な予想をしてみました。中国元は20%、少なくとも10%は切り上げなくてはだめだというのが一般的な見方です。しかし今回の2.1%の切り上げでも、市場は反応しましたね。これはなぜか。我々は中国や韓国と日本が別だと当然分かっていますが、欧米諸国の人々は十把一絡げです。中国も日本も同じということで、中国元の価値が高まると円も買われました。僅か2%の切り上げで終わるはずがないというのが市場の予想ですし、私も少しずつ切り上げていくと思います。ではこれからどうなるかといえば、そのタイミングごとに少し円高、円が買われるという状況になると思います。

しかしながら、それはあくまでも短期的な動きと思った方がよいでしょう。今日は外貨投資の初心者向けのセミナーですから、まずは日本の現状を知っていただきます。それを通じて大事な資産を外貨に分散する必要があるかないか、皆さんに考えていただきたいと思います。では本日のテーマに入っていきましょう。

 

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