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セミナーレポート
ソニーバンク投資信託セミナー:2005年3月23日 中国株投資の魅力

必ずお読みください 個別ファンドの重要事項

第2部「ファンド・マネージャーに訊く!中国経済」司馬毅氏
聞き手:ソニー銀行 証券企画部GP GPリーダー 岡田哲行

リスク度合いの低い、安定した運用実績を

さらにファンドの構成比を見ますと、香港市場のH株やレッドチップが比較的多めで、上海と深センのB株のウエイトが低いようです。このあたりの理由は何でしょう。
司馬
A株、B株に関しては、ひとつは投資規制がまだ残っているマーケットですので、規模の大きい日本のファンドでは投資がなかなか難しいという技術的な部分があります。もうひとつは、我々の注目点は、割安な優良銘柄をいかに探し出すかということだということです。そういった意味では、A株、B株は全体として、H株やレッドチップに比べると割高という理由があります。
運用実績の他社比較をさせていただきますと、過去3年のパフォーマンスで、常に安定した運用実績をあげています。今年トップになったけれど、翌年はまったく振るわなかったということがありません。こういったリスク度合いの低さが、ソニーバンクが数ある中国株ファンドの中から「三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」を選定させていただいた理由でもあります。中国株ファンドと申しましても、商品によってかなり運用実績にバラつきがあるのですが、この辺はやはり銘柄選定というのが大きいのでしょうか。
司馬
非常に大きいですね。それと、過去数年間はものすごく円高でしたから、為替ヘッジをしているファンドの方が有利で、実際に上位の実績を挙げたファンドはそういったタイプでした。「三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」は原則として為替ヘッジを行わないタイプですが、その中で上位の実績を挙げることできています。
皆さんもネットなどでファンドの比較をしていただくと分かりますが、過去1年間で、パフォーマンスが10%近く開いてしまっているというファンドもたくさんあります。投資の手法や、ファンド・マネージャーの運用スタイルが、まったく違うわけです。

中国の各市場推移

(注)05年3月末現在  (出所)Bloombergデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

機関投資家比率が増えつつある中国マーケット

ところで中国のかたの投資スタンスというのは、どういったものでしょう。
司馬
個人投資家の場合は、一般的に投資スパンは短いですね。ですからマーケットで個人投資家のウエイトが高くなれば、回転が早くなり、株価の変動も激しくなります。
特にこれから注目すべきなのは、マーケットの構成が変わり始めてきたことです。3、4年前は、中国の全体マーケットの9割近くを個人投資家が占めていました。いま日本では、個人投資家の割合は売買高の半分ぐらいです。これからの中国のマーケットは、これまでの個人投資家主体から、機関投資家の割合が増えていきます。たとえば年金ですとか、保険の資金、投資信託、こういった比較的足の長い資金のウエイトがどんどん高くなり始めています。そういった意味では、過去と比べると変動は小さく、安定したマーケットになりつつあるといえます。
ただし香港市場では、個人投資家の割合が少なく、機関投資家が6割近くを占めています。香港は税制面でも投資家の保護が進んでいるマーケットですから、外国の投資家がたくさんいます。彼らはほとんどが機関投資家です。

中国株式の主な種類

それは小型銘柄を長期で持ち、大型銘柄を短期的に変えていくということではなく、全体を通してポートフォリオの入れ替えをしていくということでしょうか。
香港
H株香港市場に上場する中国本土の企業の株式。重工業等大型製造企業が多い。
レッドチップ中国本土系資本で、H株以外の香港上場株式。通信、サービス、IT関連等が多い
その他の香港株香港市場に上場している企業のうち、H株とレッドチップを除いたもの。
上海
上海B株中国本土の企業が外国人投資家向けに発行し、上海市場に上場している株式。
売買通貨は米ドル。2001年2月より一定条件を満たす中国国内投資家にも開放
深セン
深センB株中国本土の企業が外国人投資家向けに発行し、深セン市場に上場している株式。
売買通貨は米ドル。2001年2月より一定条件を満たす中国国内投資家にも開放

中国の各指数業種別比率(2005年2月末)

(出所)Bloombergデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

  • ※この他にも、外国人取引が不可の上海A株、深センA株などがある。
    参考資料:三井住友アセットマネジメント編「今後の中国株式を考える基礎資料」

 

第1部・前半『中国株投資事始め』和泉昭子氏
第1部・後半『中国株投資の魅力』 対談:和泉昭子氏、司馬毅氏
第2部「ファンド・マネージャーに訊く!中国経済」司馬毅氏

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