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投信レポート
モーニングスター投資信託レポート 高成長を続ける新興国市場の魅力

必ずお読みください 個別ファンドの重要事項

第二の巨大市場、インドへ投資

ファンドの特徴

  1. インド証券取引所に上場する株式に投資を行います。
    外国投資法人「Pruインディア・エクイティ・オープン(以降、当社グループ外国投資法人)を通じてインド国内の株式市場に上場する株式等を主要投資対象とし、中長期的にベンチマーク(S&P CNX50インデックス)を上回る投資成果を目指します。S&P CNX50インデックスは、インドを代表する50銘柄で構成された株式指数で、同指数に含まれる株式の取引高はナショナル証券取引所の取引高の約8割、時価総額は約6割を占めています(2004年8月末現在)。
  2. ファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行います。
    当ファンドは、中長期的な信託財産の成長を図ることを目的として、ファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行います。主として「当社グループ外国投資法人」の米ドル建て投資証券およびわが国の証券投資信託「PCA国内債券ファンド(国債)追加型I(適格機関投資家向け)」の受益証券を主要投資対象とします。
  3. 原則として、為替ヘッジは行いません。
    外貨建資産については、原則としてヘッジは行いませんので、当該通貨と円との為替相場の変動の影響を受けることになります。
  4. 原則として、為替ヘッジは行いません。
    外貨建資産については、原則としてヘッジは行いませんので、当該通貨と円との為替相場の変動の影響を受けることになります。

ファンドアナリストからのコメント

モーニングスター 調査分析部 部長 花村 泰廣(はなむら やすひろ)

早稲田大学理工学部卒、大和證券を経て、1999年モーニングスター株式会社入社。
投資信託及び株式の定性分析・評価を担当。

当ファンドは、「Pruインディア・エクイティ・オープン」を通じて、インド株式を主要な投資対象として、中長期的な成長を目指すファンドです。「Pruインディア・エクイティ・オープン」はプルーデンシャル・アセット・マネジメント・香港によって運用されており、ファンドマネジャーは、インドにおいて16年超の運用経験を持つディリープ・マドガフカー氏です。現在は香港を拠点にアジア各国の投資資金に対するインド株の運用を行っています。また、運用経験9年のカナン・ベンカタラマニ氏がサブ・ファンドマネジャーとしてサポートしています。両氏はインドの投資先に直接、企業訪問を行っている上、インドのムンバイにいるアナリストも企業訪問を行うなど、ボトムアップ・リサーチが可能な体制となっています。

2005年1月末現在、当ファンドが90%程度投資している「Pruインディア・エクイティ・オープン」の設定(2004年9月30日)来のリターンは12.53%で、ベンチマークである「S&P CNX 50インデックス」を下回っています。設定後間もないため、パフォーマンスに対する評価はできませんが、充実した運用・調査体制と明確な運用プロセス、社内システムを利用したリスク管理体制によって、中長期的にベンチマークを上回るパフォーマンスをあげることも可能ではないかと考えられます。

ポートフォリオの構築過程において、流動性や株価指標などの面から定量的な分析を行ったうえで訪問調査を行いますので、流動性が高く、株価が妥当な水準の銘柄によってポートフォリオが構築されています。当ファンドはリスク管理の一貫としてベンチマークの業種構成比率との差をチェックしているため、業種構成に大きな偏りはありません。しかし、ボトムアップで投資銘柄を積み上げた結果として、主に一般消費財・サービスや情報技術、素材、エネルギーといったセクターに投資しています。

インド経済については、引き続き高い成長を続けると考えられます。企業業績が好調なため、企業による設備投資意欲が旺盛です。また、賃金が上昇傾向にあるため、個人消費も拡大していくことが予想されています。このような経済環境のなか、「S&P CNX 50インデックス」が1990年から2004年までに年率13%程度のリターンをあげていますが、現在のPER水準が15倍程度であることを考えると、中長期的に投資魅力が高いと言えそうです。

運用会社からのコメント

1. インド株式に90%、国内債券に10%、資産配分を行っている理由

国内初のインド株式に投資する公募投信ということで、資産規模や資金動向など想定が困難な点がいくつか存在したため、流動性の確保を重視し、円の現金及び国内債券ファンドの比率を約10%、モリシャス籍のファンドに対する投資比率(インド株式比率)は90%程度と慎重を期しました。ただし、現状資金動向はきわめて安定し、資産規模が順調に成長していること等から、今後はモリシャス籍のファンドに対する投資比率(インド株式比率)を高める可能性があります。

2. 「Pruインディア・エクイティ・オープン」の運用ガイドライン、リスク管理方法

運用ガイドラインについては、1銘柄に10%を超える投資は行わない、業種別では対S&P CNX50インデックスで±15%以内に抑え、幅広い業種に分散投資を行う、グループ企業に対しては個別グループに対して15%を超える投資は行わないなどです。

リスク管理方法については、事前・事後のコンプライアンスのモニタリングを確実なものとするため、フロント・オフィス・システムを導入しております。具体的にはUBS社のポートフォリオ分析システムにより、月次ベースでポートフォリオリスクを計算し、コントロールを行っています。また、週次ベースでも、全ファンドのリスクコントロール・レポートを作成しています。

コンプライアンスオフィサーは、チャールズリバー・フロントオフィス・システムを使い、日次ベースで事前、事後のガイドライン、運用制限違反を確認しています。また、独立したリスク委員会が四半期ごとに開かれ、各ファンドがガイドラインに則った運用が行われているか話し合われます。

3. 当ファンドの優位性

当グループは、アジアの12にわたる国と地域において、資産運用事業および生命保険事業を幅広く展開しています。当社のグループ会社は、インドをはじめアジア各国の株式投資に関しても優れた実績と専門知識を有し、経験豊富なファンドマネジャーを有しています。特にインド国内においては、1998年よりICICI銀行との合弁により運用会社を運営しており、ファンド本数約30本、運用資産総額約4,000億円等の実績があり、こういったグループに蓄積されたノウハウがファンドの運用に生かされている点が強みであると考えます。

4. 運用・調査体制

香港とシンガポールのチームが運用の中心として責任を担いますが、ムンバイ、クアラルンプール、ソウル、タイペイにアナリストを配置するなどアジア各国のグループ運用会社との連携を行っております。1年間に800を超える企業訪問を行ないます。弊社の運用スタイルはバリュエーション重視であるため、株価が割安かどうかに注力して調査を行っております。どんなに良い企業の株式でも、割高である場合、必ずしも良い投資対象とはいえません。

5. 今後の見通し

年初乱高下したインド株式市場ですが、健全な調整の範囲であり、インド企業を取り巻く環境は引き続き良好であるとの見方に変わりはありません。賃金上昇による消費者の購買力向上、銀行の消費者向け融資の拡大などを背景に個人消費の伸びが期待できる上、設備投資についても、自動車、石油・天然ガス、通信、セメントなどの分野で確実な伸びが予想されます。短期的には、原油高による原材料価格の上昇や、賃金上昇に伴う企業部門の利幅圧縮などが懸念されますが、中長期的には引き続き堅調推移が見込まれます。

 

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