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NZドル・円相場の現状分析と今後の見通し(2004年12月3日作成)
「自由貿易の拡大に期待が持てれば、NZドル相場にもプラス」
期間予想レンジ:69円00銭〜74円00銭
<最近の相場動向>
政策金利は10月にも0.25%引き上げられて、6.50%になったが、この水準はNZ準備銀行が現在の政策金利制度を導入した1999年3月以降では最高水準となっている。また全般的なドル安が進む中でNZドルも上昇しており、さらなる利上げはリスクが伴うことも意識されており、利上げ局面は10月でひとまず終了。その後は豪ドル買い・NZドル売りなども何度か観測されたが、対円では円高・ドル安が進む中でも72〜74円台でおおむね推移している。
NZ政府筋からは通貨高を懸念する声もあるが、米ドル以外の主要通貨に対しても安定した動きを保っている。
<今後の見通し>
当面は人民元相場の切り上げ観測に絡んだ日本円を含むアジア通貨の上昇がNZドル・円相場にも影響を及ぼす可能性もあるが、NZの経済情勢については、堅調な雇用情勢と住宅・不動産相場が「軟着陸」可能な状況となりつつあることで金利低下局面を迎えるのは早くても来年4月以降と予想されている。
当面は金利低下の可能性がないだけに、日本などからの資金流入が急激に細ることも考えにくい。また貿易・通商面ではNZ政府が中国、アメリカ、ASEAN地域との貿易拡大を目指しており、年明け以降に好ましい進展があれば、NZドル相場にはプラス材料となりそうだ。
貿易・経常赤字が特に拡大している状況ではないだけに、輸出拡大の見通しが広がれば、円高・ドル安の環境下でもNZドル・円相場は69〜70円前後を安値圏として、当面は底堅い動きを続けそうだ。
<テクニカル分析>

- 現状認識
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- NZドル・円は、53.54円を起点とする長期上昇トレンドを形成中であり、現状は75円付近の上値抵抗線と、下値支持線72円付近のレンジ内での推移となっている。
- それぞれを抜けると新たなトレンドが形成されることが想定される。
- 【メインシナリオ】
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- 戻り売り&押し目買い
- 75円付近で戻り売り、72円付近で押し目買いのスタンス。
- ストップ・ロスはそれぞれのポイントを上放れ、あるいは下放れた場合。
- 【サブシナリオ】
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- 逆指値注文で「放れに就く」
- 上放れた場合(75円)、逆指値注文で買い、ストップ・ロスはダマシに終った場合。
- 下抜けた場合(72円)、逆指値注文で売り、ストップ・ロスはダマシに終った場合。
- はじめに
- 米ドル・円相場の現状分析と今後の見通し(1)
- 米ドル・円相場の現状分析と今後の見通し(2)
- 米ドル・円相場の現状分析と今後の見通し(3)
- ユーロ・円相場の現状分析と今後の見通し(1)
- ユーロ・円相場の現状分析と今後の見通し(2)
- 英ポンド・円相場の現状分析と今後の見通し
- 豪ドル・円相場の現状分析と今後の見通し
- NZドル・円相場の現状分析と今後の見通し
- カナダドル・円相場の現状分析と今後の見通し
- ※なお、以上のレポートのなかでは、米ドルをドル、英ポンドをポンドと表記しています。

