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為替・金利レポート
フィスコ為替・金利レポート:ユーロ 2008年9月29日〜10月3日

ユーロ安円高 145.05円(前週比-9.86円 円高)(日本時間10月4日6:00時点)
先週からの債券利回り 中期債低下/長期債低下

(為替の動向)
ユーロ・円は、米金融安定化法案が成立する可能性が高まったことによる買いに155円19銭まで上昇後、ベネルクス3国政府によるフォルティス救済の報道を受けたユーロ売りに反転、米下院の金融安定化法案否決を受けた株価急落に148円84銭へ下落。ショートカバーの買いに151円38銭へ反発後、戻り売り、欧州金融市場緊迫化懸念、ドル資金調達絡みのユーロ・ドル下落、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁のハト派発言を受けた利下げ観測に143円98銭まで下落した。その後、米下院の法案可決で146円86銭へ反発し、145円台で終了。
(債券利回りの動向)
29日に米金融救済策関連法案が下院で否決されたことでユーロ圏の政府債利回りは低下した。法案成立への期待から利回り低下は一服したが、トリシェECB総裁が記者会見で、「金融市場の緊張を含め、成長の下方リスクは上昇」、「本日の会議で利下げの選択肢も協議」などの見解を伝えたことで早期利下げの思惑が浮上、米金融安定化法案は3日に可決、成立したが、10月28〜29日の米FOMC会合で0.25〜0.50%の利下げ実施を予想する声が増えており、ECBもこれに追随するとの見方もある。ドイツ国債2年利回りは3.67%付近で取引を開始し、一時3.17%付近に低下し、3.28%付近で越週、ドイツ国債10年利回りは4.18%付近で取引を開始、一時3.80%付近に低下し、3.92%付近で越週。
【買い要因】
  • 主要中銀流動性供給
  • 各国中央銀行外貨準備&原油決済通貨:ユーロ・シフト観測
【売り要因】
  • 独不動産金融救済策の撤回、金融不安についてEU諸国が抜本的な解決示せず
  • 欧州中銀:流動性供給オペの受け入れ担保のルール強化(2009年2月1日担保掛目12%)
  • ECB年内利下げ観測、フォルティスグループの部分国有化、デクシア救済

10/6〜10/10 予想レンジ:141.00円〜146.00円

 

  • ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。

レポート提供:株式会社フィスコ

http://www.fisco.co.jp/

株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

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