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セミナーレポート
モーニングスターセミナー:2008年1月18日「インデックスファンドで基本ポートフォリオを構築しよう」/第1部:インデックスファンドで基本ポートフォリオを構築しよう/第2部:インデックスファンドによる資産運用〜ポイントとその検証〜

  • 必ずお読みください 投資信託の重要事項

インデックスファンドでポートフォリオを構築しよう

株ではなく債券も組み入れた分散投資の効果については、何度も聞いていることだと思います。株と債券は違った動きをします。世界同時株安とメディアが宣伝しても、債券は上昇していますし、次にどんな資産が来るのかは、機関投資家でもはっきり予測はできません。国内外の株式のリターンは魅力的だけど、国内外の債券の4資産を組み合わせて、リスク・リターンを抑えながら運用しましょう、というのが分散投資です。
実際に過去のシミュレーションを例を挙げて見ていきたいと思います。
中央三井アセットマネジメントの「日本株式」「日本債券」「外国株式」「外国債券」の各インデックスファンドで構築したポートフォリオと、バランス型ファンドのパフォーマンスを比べてみました。バランス型ファンド「Aファンド」は信託報酬が1.89%、3年間のリターンが10.6%と、なかなかの結果を残しています。一方、「Aファンド」と同じ資産配分で組み合わせたインデックスファンドの場合は、加重平均の信託報酬が0.7%、3年間のリターンが10.9%で「Aファンド」を上回っています。

Aファンドの資産配分
Aファンドの資産配分
  純資産額(百万円) 信託報酬(%) 3年リターン(%)
Aファンド 512,634 1.89 10.6
インデックスファンドによるポートフォリオ
  信託報酬(%) 3年リターン(%) 資産配分率 加重平均信託報酬(%) 加重平均3年リターン(%)
中央三井日本株式インデックスファンド 0.63 12.6 33% 0.21 4.2
中央三井日本債券インデックスファンド 0.525 0.7 17% 0.09 0.1
中央三井外国株式インデックスファンド 0.84 16.3 32% 0.27 5.2
中央三井外国債券インデックスファンド 0.735 7.8 18% 0.13 1.4
        0.70 10.9
  • 純資産額は、2008年1月4日付け。
  • リターンのデータは2007年11月末基準。信託報酬は税込み。

続いて「Bファンド」とも比較してみましょう。信託報酬は1.5%、1年間のリターンは0.9%です。同じ資産配分で組み合わせたインデックスファンドの場合は、加重平均の信託報酬が0.73%、1年間のリターンは3.7%もありました。

Bファンドの資産配分
Bファンドの資産配分
  純資産額(百万円) 信託報酬(%) 1年リターン(%)
Bファンド 2,110,816 1.5 0.9
インデックスファンドによるポートフォリオ
  信託報酬(%) 1年リターン(%) 資産配分率 加重平均信託報酬(%) 加重平均1年リターン(%)
中央三井日本株式インデックスファンド 0.63 -3.7 17% 0.11 -0.6
中央三井日本債券インデックスファンド 0.525 2.0 0% 0.00 0.0
中央三井外国株式インデックスファンド 0.84 6.5 8% 0.07 0.5
中央三井外国債券インデックスファンド 0.735 5.1 75% 0.55 3.8
        0.73 3.7
  • 純資産額は、2008年1月4日付け。
  • リターンのデータは2007年11月末基準。信託報酬は税込み。

同じ資産配分にした時、バランス型ファンドよりもインデックスファンドでポートフォリオを構築したほうがコストと、パフォーマンスが優れているのです。

最後に、インデックスファンドでポートフォリオ構築するメリットを4つ挙げます。一つは、各資産クラスで全体の市場を保有できるということです。インデックスファンドで1,600、1,700銘柄持っているほうが、銘柄、業種、地域など分散化が図られます。二つめは、信託報酬の運営管理コスト、取引の執行コストを抑えることができるということです。三つめは、すべての資産クラスにおいて、長期にわたりインデックスを上回るアクティブファンドを探すことは難しい中、そういったファンドを探す手間を省けるということです。最後に、運用スタイル、運用パフォーマンスが一貫しているので、ポートフォリオのコアとして保有するのには最適であるということです。
こういった難しい相場環境下では、あまり大きな決断をされない方がいいと思います。分散という観点で、インデックスファンドを用いて、資産と時間も分散するといったことも重要でしょう。

 

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