MONEYKitトップ > from MONEYKit > セミナーレポート > モーニングスターセミナー:2008年1月18日「インデックスファンドで基本ポートフォリオを構築しよう」 > 第1部:インデックスファンドで基本ポートフォリオを構築しよう
インデックスを上回るアクティブファンドを探すのは至難
実際のパフォーマンスも重要なポイントです。国内株式型のアクティブファンドの半数以上がTOPIXを上回ったのは、1997年から2006年の過去10年で4回しかありませんでした。特定のファンドが4回とも上回った場合は、恐らく数十本程度でしょう。さらに常にTOPIXを上回ったアクティブファンドとなると数本ぐらいだと思います。それだけアクティブファンドでインデックスを上回るファンドを見つけるのは難しいわけです。

- (注)アクティブファンドとは、モーニングスター大分類による国内株式型のうち、投資信託協会が「国内株式・一般型」としているファンド424本(2006年12月末)
国内株式型の主要アクティブファンドとインデックスファンドのパフォーマンスを比較すると、「中央三井日本株式インデックスファンド」のシャープレシオの値が高く、0.79でした。シャープレシオはどれほどのリスク(変動幅)を払ったうえで、リターンを得たのかを測る数値なので、高い方が運用効率がいいことになります。つまりインデックスファンドの方が運用効率は高いということになります。
- 国内株式型ファンドの主要アクティブファンドとインデックスファンドのパフォーマンス比較
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ファンド名 純資産額(百万円) シャープレシオ5年 Aファンド 262,419 0.78 Bファンド 193,209 0.68 Cファンド 112,170 0.67 中央三井日本株式インデックスファンド 2,400 0.79 - データは2007年11月末基準。
とはいえ、インデックスファンドであれば何でもいいわけではありません。できる限りインデックスに連動した安定運用をしているファンドを選ぶのが望ましいといえます。優秀なインデックスファンドとは、トラッキングエラー(※)が低いファンドのことです。TOPIX連動型インデックスファンドの平均は0.65ですが、「中央三井日本株式インデックスファンド」のトラッキングエラーは0.56でした。
なぜ「中央三井日本株式インデックスファンド」のトラッキングエラーは低いのか、23兆円もの企業年金を運用してきた機関投資家としての経験に加え、総勢約200名の専門家を要している中央三井アセット信託銀行のノウハウが活かされているからです。
| トラッキングエラー5年 | 信託報酬(%) | |
|---|---|---|
| 中央三井日本株式インデックスファンド | 0.56 | 0.60 |
| TOPIX連動型インデックスファンド平均 | 0.65 | 0.63 |
- データは2007年11月末基準。
- 信託報酬は税抜き。
- ※トラッキングエラーとは、ファンドの値動きとインデックスの値動きを比較したときの乖離のこと。インデックスに連動することを目指すインデックスファンドは、トラッキングエラーを小さくすることを目指す。

インデックスファンドは日本株式型だけではありません。日本債券型、海外の株式や債券型、REITなど、いろいろな資産クラスがあり、いずれもアクティブファンドに比べてコストが低いのが魅力です。特に債券型の場合、信託報酬などのコストは重要です。株式は市場環境がいいとファンドによって10%、15%の差がつきますが、債券の場合はそれほどパフォーマンスに差がつかないためです。
- モーニングスターセミナー:2008年1月18日「インデックスファンドで基本ポートフォリオを構築しよう」(はじめに)
- 第1部:インデックスファンドで基本ポートフォリオを構築しよう
- 運用コストに加えて取引の執行コストも低いインデックスファンド
- インデックスを上回るアクティブファンドを探すのは至難
- インデックスファンドでポートフォリオを構築しよう
- 第2部:インデックスファンドによる資産運用〜ポイントとその検証〜


