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ファンドマネージャーインタビュー
ファンドマネージャー・インタビュー(MHAM J-REITインデックスファンド(毎月決算型)<愛称:ビルオーナー>)西村易眞氏 みずほ投信投資顧問 シニアファンドマネージャー 兼 シニアアナリスト

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REITで重視するのは不動産価格よりも利回り

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いま米国のサブプライムローンの問題が話題になっていますが、J-REIT市場には何か影響がありましたか?

サブプライムローン(米国の信用力の低い低所得者層向けの住宅ローン)問題は米国内にとどまらず、世界の金融市場に影響を与えています。実際に米国の不動産市況は悪化傾向にあります。ただし、重要なのは「不動産マーケットが下落しているからREITはダメ」ということではありません。確かにREITは不動産に投資しているので、少なからず影響は受けますが、REITは利回りという観点からみていただきたいと思います。

西村易眞氏

REITは利回り商品です。利回りが上昇傾向なのか低下傾向なのか、また指標となる国債などの利回り商品と比較してのスプレッド水準など勘案し、判断すべきではないでしょうか。その理由は、オフィスREITの収入源の中心はオフィスの賃貸料だからです。仮に不動産市況が悪化し、あるビルの値段が一割下がったとしても、その中のオフィス・テナント等の賃料がすぐに下がるわけではないでしょう。オフィス市況がタイトであれば、土地の値段が下がったとしても、すぐに賃料にはひびかないので、REITの配当もすぐには変わりません。ですから、不動産価格の動向も大事ですが、利回り動向をより重視すべきと考えます。

確かにサブプライムローン問題は、米国経済に大きく影響しています。しかし、世界経済は米国だけで動いているわけではありません。中国やインド、ブラジルなども台頭してきました。サブプライムローン問題の金融市場への影響に対して、各国の中央銀行も資金供給など、それなりの対策を立てると思われます。大きな問題ですから、一朝一夕に解決が計れるとは考えていませんが、時間と共に徐々に解決していくのではないでしょうか。これらの状況から判断するに、J-REITにとって長期的に見れば大きな問題にならないのではないでしょうか。

 

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