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インフレの到来は誰にも読めないからこそ常に注意する
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- 今後の物価連動国債の見通しは?
エコノミストなどの予測では現在の足元のインフレ水準は高いが、将来的には落ち着いてくると見られています。でも、実際は予測自体が少しずつ修正されているため、あまり楽観視できないと考えています。
とはいえ、将来的にインフレが到来するかどうかは誰にもわかりません。だから逆に言うと、インフレには常に注意しなければなりません。通常の債券はインフレが起きた場合、ヘッジされていないため債券価格は低下してしまいます。しかし、インフレをヘッジする物価連動国債に投資することで、債券価格が下落している局面でもインフレが進んだ分を政府が保証してくれるので下落幅を抑えてくれます。なによりもインフレが訪れるかどうかわからない不確実性を排除することができます。
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- 物価連動国債とはどのようにして付き合っていけばいいでしょうか?
一般的なライフサイクルで考えると、使い道がはっきりしていない資産については、高い収益性が期待できる株式などで運用し、ある程度予定が決まっている資産については、やはり安全性の高い債券という分け方ができます。
そこで問題となるのが、将来の収益がある程度わかっているとはいえ、一般的な債券はインフレによって物価が上昇し貨幣価値が下落する分だけ実質的な価値は下がってしまうこと。そういった面でもインフレに追随して価値が上がっていく物価連動国債への投資は意味があると思います。
長らくデフレが続いた日本では、インフレに対する危機感が薄くなっているような気がします。日本政府も2004年から物価連動国債を発行していますが、その足元はデフレという矛盾した状況です。ところが、インフレが来ないという保障はありません。デフレのピークを迎えていたときの労働市場は「どこで働けばいいのか」という状況でしたが、労働環境もかなり改善しているなど、私たちを取り巻く環境は大きく変わってきました。ゼロ金利政策の影響で短期金利はゼロ近辺で推移してきました。昨年このゼロ金利政策も解除され、来年には更に0.5%程度引き上げられるという予測もあります。もう少しインフレのことを考慮しても良いのではないでしょうか。
〜市場環境に応じた分散投資を心掛けましょう〜

出所:T&Dアセットマネジメント株式会社
インフレ率と資産運用のイメージ

出所:T&Dアセットマネジメント株式会社
- インフレ時でも資産価値を維持する物価連動国債
- 運用はインデックス運用に定評があるバンガード社が運用
- 3月の金利上昇局面でも債券価格の下落を抑える
- インフレの到来は誰にも読めないからこそ常に注意する
- 数学の知識が生かせるファンドマネージャーの仕事
- インタビュー後記(from MONEYKit編集部より)


