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3月の金利上昇局面でも債券価格の下落を抑える
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- ここ最近の物価連動国債の動きを教えてください。
米国を中心に金利の動き方が激しくなってきました。一年ぐらい前に「グローバル・フラットニング」という言葉がよく使われていました。これは世界的な長短金利差の縮小のことです。政策金利を引き上げているのにも関わらず、長期金利が低下していく状況について連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン元議長は「謎だ」と答えましたが、その金利もようやく動き出しました。

そのきっかけとなったのがインフレに対する懸念です。利下げ観測の後退などを背景に、今年3月以降長期金利が大きく上昇しました。しかしその後、サブプライムローン問題を受けて債券が買い戻されています。米国市場では長期金利が一時期5.3%まで上がりましたが、いまは4%台まで下がっています。つまり金利のボラティリティ(変動率)は上昇していることになります(注:債券の価格が上昇すると、利回りは低下します)。
ところが物価連動国債には、金利上昇の影響の一部が物価上昇効果によって相殺されるという特性があり、金利の変動リスクが通常の国債よりも抑えられます。だから今年3月の金利の上昇局面でも、物価連動国債の債券価格はあまり下落しませんでした。動き方も他の債券よりも緩やかで、ボラティリティが相対的に低いといえます。これが物価連動国債の大きなメリットです。
主要各国の消費者物価指数上昇率の推移 ※イギリスは小売物価指数

※このデータは過去のものであり、将来を保証するものではありません。
出所:BloombergデータよりT&Dアセットマネジメントが作成。
- インフレ時でも資産価値を維持する物価連動国債
- 運用はインデックス運用に定評があるバンガード社が運用
- 3月の金利上昇局面でも債券価格の下落を抑える
- インフレの到来は誰にも読めないからこそ常に注意する
- 数学の知識が生かせるファンドマネージャーの仕事
- インタビュー後記(from MONEYKit編集部より)


