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ファンドマネージャーインタビュー
ファンドマネージャー・インタビュー (フィデリティ・日本成長株・ファンド)ロバート L.ティリー氏 フィデリティ投信 投資情報部部長

必ずお読みください 個別ファンドの重要事項

割安な銘柄に投資する

ロバート・L・ティリー氏

ファンドの特徴を教えていただけますか。

 

このファンドは、一言で言うと割安な成長銘柄に投資するファンドです。長い目でみれば株価は企業の業績と平行して動くと私はみているのですが、いくら利益が増える予測をたてても株価が上がってしまったらおもしろくないですね。ですから、成長する銘柄の中で比較的割安な銘柄に投資するというスタイルです。

 

割安の目安としては、PER(株価収益率)などですか?

 

いろいろ見ていますが、一概には言えません。業種によって違いますし、銘柄によっても違います。

ファンド名になっている「成長株」とは、中小型の株式や店頭株と考えてよろしいのですか?

これはちょっと難しいところです。ファンド名は確かに成長株ファンドですが、ポートフォリオ・マネージャーに言わせると、成長銘柄のみに投資するわけではありません。利益成長が期待できる銘柄の中で比較的割安な銘柄に投資するということは、場合によって、今の業績は悪いけれども、将来業績が回復するということもあるのです。そのような銘柄にも投資します。ですから、一般的にいわれている成長銘柄にだけに投資するわけではありません。

では、今リストラを進めていて今後業績回復が期待できるような銘柄も対象に入ってくるということですね。成長株といいますと、急激に業績を伸ばす成長企業といった印象があるのですが、必ずしもそうではないと。

そういった意味合いの成長銘柄ではないです。このファンドは、幅広く日本の株式に投資するファンドですね。ですから、ベンチマークと比較すれば中型株のウェイトが高くなりますが、大型株もかなり入っているし、中型だけに投資するわけでもないです。業種についても特に制約もありませんので、状況によっては業種の組み入れ比率が変わってきます。

今までに大幅に銘柄を入れ替えられたことはあるのですか?

銘柄は徐々に変えています。たとえば、2年前ですと電気機器の業種のウェイトが30数%でした。ベンチマークに対して20ポイントぐらいオーバーウェイトしていました。今はだいたい、20%ぐらいに下がっています。また、直近まで銀行の株はアンダーウェイトだったのですが、直近ではオーバーウェイトにしています。徐々に徐々に変えていくのですが、3ヶ月ぐらいの期間でみると少し色合いが変わっていますね。

ポートフォリオの見直しはどのような場合に行われているのですか?

新しいニュースが出たり、銘柄の業績予想が変わってくるような状況では当然見直します。また、投資の世界でも流行があって、人気のある銘柄と人気のない銘柄があります。でも、人気のない銘柄の中にいいものもあるのです。3ヶ月に1回必ず見直しをしなければならないのは、そういう銘柄を見過ごさないためです。株価は短期的にいろいろな影響を受けてかならずしも利益と同じ方向に動かない場合もありますが、3年や5年といった長い期間で見れば必ずといっていいほど、利益と同じ方向に動くと考えています。

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