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第2部講演:「東欧・ロシアを取り巻く投資環境と今後の見通し」

講師:
INVESCO Asset Management Limited
インベスコ欧州東方拡大株式ファンド
運用担当者マネージャー リーズベス・ルービンシュタイン氏
※このレポートではチェコ共和国をチェコ、ハンガリー共和国をハンガリー、ポーランド共和国をポーランド、ロシア連邦をロシアと表記しています。
(1)東欧・ロシア市場の投資環境
- [これまでの投資リターン]
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出所:トムソン・データストリーム、2002年12月末を100として指数化(累積リターン、米ドルベース)
2003年1月から2007年1月にかけての投資リターンは、世界平均が約2倍のところ、東欧(チェコ、ハンガリー、ポーランド)・ロシア地域は平均で約5倍となりました。これほどのリターンを創出した原動力とは何でしょうか?今後の見通しと合わせてお話させていただきます。
- [経済ファンダメンタルズは良好]
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出所:ING.(チェコ、ハンガリー、ポーランド、ロシア 4ヶ国の単純平均 2007年6月15日時点)
GDPの成長率は非常に安定しています。成長率は年率6%で、日本やイギリスよりも2、3倍の勢いで成長しています。
ロシアは対外債務を完済。今では債権国に生まれ変わりました。プーチン政権が誕生して以来、ロシアは石油からの税収で7,500億ドルを獲得。債務を完済するだけでなく、逆に1,500億ドルの資金を保有するまでになりました。
チェコやハンガリー、ポーランドはEU加盟を目指し、政府が厳しい経済政策を実施したことが高い経済成長率につながりました。柔軟な労働市場や企業側に有利な税制が敷かれていることから海外の資金が流入しています。
たとえば最近では、トヨタ、ヒュンダイ、GMといった自動車メーカーがチェコに工場を建設し、重要な製造拠点としています。ポーランドは、フラットパネルテレビの製造拠点、かつIT拠点となってきています。
- [東欧・ロシア - 高い潜在性]
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出所:IMF, メリルリンチ (2006年9月30日時点)
中欧・東欧・ロシア地域の人口は、西ヨーロッパの人口に匹敵するほどですが、所得はまだまだ低い水準です。これから生産性や輸出力が高まるとともに、GDPが伸び、人々の所得も上がっていくでしょう。
- [国家財政は改善傾向に]
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出所:JPモルガン(2007年6月15日時点)
※東欧諸国とは、ハンガリー、ポーランド、ロシアを指します。
東欧・ロシア地域では外貨準備高が増え、国家財政が改善傾向にあることがわかります。これまでよりも政府のバランスシートが健全になり、世界経済に対する依存度も減ってきました。
- [堅調な成長性を加味して魅力的な株価水準]
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出所:ING. (2007年6月15日現在)
この地域は非常に良好な経済のファンダメンタルズを持っており、平均以上の投資リターンを実現してきました。しかし、成長性を加味しても、ロシア・東欧地域のバリュエーション(株価水準)は、他のエマージング諸国よりも依然として低く、魅力的といえます。株価水準は絶対値や歴史的見地、あるいは前回の市場のピークと比較しても、高過ぎるとはいえません。
PBR(株価純資産倍率)は最近では上昇傾向にありますが、企業が株主還元に力を入れるなど、ROE(株主資本利益率)の高さから説明できます。これらの地域の企業はより海外の投資家の注目を浴びるようになって、情報開示のレベルも改善し、会計基準もよくなってきています。
- はじめに
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- 第1部講演:「中小型株式市場の見通しと投資戦略」結論
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