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パフォーマンスを上げることがみんなの幸せ
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- なぜファンドマネージャーになろうと思ったのですか。
ファンドマネージャーの仕事は、一か八かの博打とは異なり、きちっとしたプロセスを経ていくことで勝つ確率をかなり高めることができます。これまで学んできた知識、仕事を通じて積み上げてきた経験が勝利につながる、非常に魅力的な仕事だと考えていました。
また他に魅力的に感じたのは、商品を巡るみんなの利害が同じ方向を向いていることです。営業の場合は、本人と相手の利害が相反するケースもありますよね。たとえば、会社の利益側にあることが必ずしもお客さま側の利益になるとはいえないこともあり、逆にお客さま優先でお客さま側の利益となることが時に会社の利益を損なうことに繋がることもあります。ところが、ファンドマネージャーの仕事は、パフォーマンスをひたすら追い求めることがお客さまの利益にもなり、会社の利益にもなり、そして私自身のためにもなります。運用パフォーマンスを上げるために、コツコツと情報を集め、勉強してきたことがすべての人の利益につながります。
新人だった1989年から資金運用業務に携わってきましたが、あの頃からちょうどグローバルにお金が流れるようになりました。だから学生時代からグローバルなお金のうねりの中に飛び出していきたいという気持ちを持っていましたね。各国の金融政策の変化など、世の中で起きていることが自分の仕事に直結することは大変な面もありますが、非常にやり甲斐も感じています。
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- 株式からREITも運用するようになって違和感はありましたか。
米国にいたときに資格取得の際にREITについて勉強をしていたことで、知識的にはベースがありましたので、意外にすんなりと入り込めました。3年ぐらい前はREITに関する日本語の書籍は日本にはほとんどありませんでしたが、米国にいた当時に手に入れていた参考書をいくつか持って帰ってきたことも理論的なバックグラウンドを強化する意味で有益でした。REIT市場の歴史のある米国でREITの勉強をしていたことが結果的には幸いしました。また、REITは金利との関連性が高い商品なので、銀行員時代に、金利に長年携わってきたことも大変役立っています。そういった面では自分のこれまでの経験が大きなアドバンテージになったと思います。
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- 休暇はどのように過ごされていますか。
昔はマラソンをしたり、ラグビーをしたりして汗をかくことでリフレッシュしていました。ほかにも酒を飲んだり、寝たりするのもいい気分転換でしたね。子どもが大きくなった最近は、近所の子どもたちと一緒にサッカーやキャッチボールなどをするのが楽しみです。精神的にきつい仕事ですので、運動などで気分転換することがより良いパフォーマンスを残すためにも非常に重要だとつくづく感じています。

佐藤紀行氏
興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社 シニアファンドマネージャー
1989年、株式会社日本興業銀行に入行。マネーマーケット・デリバティブ関連商品や米国債券関連プロダクトによるALM業務及び資金運用業務などに携わる。2002年からは興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社で国内株式の運用を担当。03年よりリートファンドの運用も担当する。
(このインタビューは2007年6月28日に行われました。)
- 世界各地の情報収集に追われる毎日
- 3極体制で地道な調査活動を可能な限り実現
- 米国の買収劇が調整局面を招く
- 緩やかなインフレがREITの拡大を後押し
- パフォーマンスを上げることがみんなの幸せ
- インタビュー後記(from MONEYKit編集部より)


