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豊かな食と観光、世界8位の観光立国
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- 地中海や黒海に面し、ヨーロッパ文明にも大きな影響を与えたオスマン帝国時代の歴史的な遺産や、料理のおいしさでも世界的に有名なトルコですが、最後にアクトゥガンさんが個人的におすすめする観光スポットを教えてください。
これは非常に難しい質問ですね(笑)。ちなみにトルコの観光収入は世界8位です。トルコにはさまざまな文化の側面がありますし、もちろん人の好みもそれぞれです。ですから何をご自分が見たいかを決めて出かけられるとよいのでしょうが、トルコではある一部の地域に旅しても、さまざまなものが全部そこに揃っているというようなところがあります。私自身はどこかを訪れる際には3つの点を大事に思います。食事、買い物、そして観光。そういう意味でトルコの2つの地域をご紹介できると思います。
ひとつはトルコ北西部に位置するマルマラ海やエーゲ海に接したマルマラ地域。特にイスタンブールですね。これは日本の皆さんはよくご存知でしょうが、アジアとヨーロッパの文明が融合した、トルコの豊かな歴史を楽しまれるにはやはり行かれてみることをおすすめします。もうひとつ私がおすすめできて、日本の方々があまりご存じではない地域は、アンタリアという場所です。美しい地中海が眺められるリゾート地として人気が高まっており、歴史遺産に興味のある方も食事を楽しまれたい方にもご満足いただける観光地でしょう。
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- 今日お話しをうかがって、イスラム的な豊かな歴史と独自の文化との協調性に富む精神、労働力的にも若々しいエネルギーが押し上げている経済的な発展が調和しているトルコの姿がイメージされてきました。
まさにその通りだと思います。たとえば皆さん、16世紀のパリを想像して下さい。そのパリにイスラムのモスクが建っていることを想像できますか。これは想像できないと思います。しかしイスタンブールには、16世紀よりもさらに前から、イスラムのモスクもキリスト教の教会も隣り合わせて存在していたわけですね。これはトルコ民族の基本的な姿勢であり、ヨーロッパとの経済関係、そして日本との経済関係のこれからにもその感覚は大きく役立つと思います。

Mehmet Aktugan(メフメット・アクトゥガン)
トルコ共和国大使館 経済参事官
1958年生まれ
<学歴>
1987-1989年 ボストン大学大学院経済学部 専攻:金融学
1977-1982年 中東工科大学経営行動科学学部政治科学学科 専攻:国際経済関係
<職歴>
1984-1987年 トルコ共和国財務庁 財務専門官
1989-1991年 トルコ共和国財務庁 課長
1991-1993年 トルコ共和国首相府 国務大臣顧問
1993-1996年 トルコ共和国財務庁 部長
1996-1999年 在シカゴトルコ共和国総領事館 経済担当官
1999-2006年 トルコ共和国財務庁 次長
(2000-2001年 Eti Bor 社 取締役会会員)
(2001-2003年 Halk銀行 監査役会会員)
(インタビューは2007年4月13日に行われたものです。)
インタビュー後記(from MONEYKit編集部より)
「トルコ共和国」から連想するもの。
・都内で見かけるドネルケバブの屋台
・2002年日韓ワールドカップでの活躍
・沢木耕太郎氏の著書である『深夜特急』
正直、漠然としたイメージで、国の知識がない状況でインタビューしてきました。
アクトゥガンさんのお話しは主に経済面からのものでしたが、あちこちからトルコの文化を
知ることもできました。
その後、トルコと日本の共通点を見つけました。
国民的スポーツとして愛されているのが、サッカー。
その他にもバレーボールのプロリーグがあったり、2005年からはF1のトルコグランプリが
開催されています。また、空手や柔道の人気が高いそうです。
1970年代後半に流行った歌『飛んでイスタンブール』ではありませんが、一気に身近に 感じるようになりました(ちなみに成田からイスタンブールまでは直行便で11〜12.5時間ほど かかります)。
ところで、トルコ共和国は3つの海に囲まれています。ご存知ですか?
北:黒海
南:地中海
西:エーゲ海(マルマラ海)
どうやらダイビングできる場所が多数存在するようです。
ダイビング好きのわたしは、将来潜りたいスポットにトルコ共和国を追加した次第です。
- 長い和平関係と友好の絆をもつ親日国
- 経済成長率7%の、ヨーロッパへの輸出拠点
- 自動車生産を中心に建設、金融も活発
- 急成長を続けるトルコの株式マーケット
- 異文化共存の中で発展した歴史性
- 豊かな食と観光、世界8位の観光立国


