MONEYKitトップ > from MONEYKit > スペシャルインタビュー > 大使館インタビュー(トルコ共和国編)メフメット・アクトゥガン氏 経済参事官 > 異文化共存の中で発展した歴史性
異文化共存の中で発展した歴史性
- ――
- 日本や、ヨーロッパをはじめとする国外の諸地域と、政治的にも経済的にもトルコが良好な関係にあるというお話しはよく分かりました。ところでトルコ国内に目を向けたとき、どのような点が海外の投資家にとってポイントとなるでしょうか。

ひとつは、トルコが位置している地域は、歴史的にも現在も数多くの民族と文化が混じり合っている地域だということです。そういう意味では、日本のような均一的な社会とは違います。このような構成の中では、食い違いはたびたび発生するというのがトルコの自然的なあり方だというのをひとつ申し上げたい点です。しかしその食い違いは、これまで常に民主的な話し合いに基づいて解決されてきていますし、経済発展がより活発に行なわれることによって、緩和できることです。
ヨーロッパにもイスラム圏にも、価値観が互いに違う人々が混在する地域は数多くありますが、こういった食い違いを緩和する我々独自の国民性は、昨日や今日ではなく、オスマン帝国の時代から引き継いでいるものです。ヨーロッパには血に染まった宗教戦争の歴史がありますが、そのような悲劇が起きている時代に、オスマン帝国ではさまざまな文化や宗教が共存していました。
- ――
- 国民レベルのトルコの経済発展の一例としてうかがいたいのですが、たとえば携帯電話の保有者数はどのくらいでしょう。また、英語はどのくらいの方が話せますか。
細かい数字は毎月急速に増加していますが、人口の6割、約4,000万人が携帯電話を使っています。そして現在は固定電話より携帯電話の方が普及しています。
英語については、トルコの教育制度では英語が必修科目ですし、一部の中・高等学校ではすべての授業は英語で行なわれています。会話力は個人差が大きいと思いますが、トルコは観光国でもありますので、言語の問題は重要です。さまざまな国からの観光客が毎年トルコを訪れますので、観光地に行かれますと英語のみならず、日本語を含めて他の言語も比較的簡単に通じます。
- 長い和平関係と友好の絆をもつ親日国
- 経済成長率7%の、ヨーロッパへの輸出拠点
- 自動車生産を中心に建設、金融も活発
- 急成長を続けるトルコの株式マーケット
- 異文化共存の中で発展した歴史性
- 豊かな食と観光、世界8位の観光立国


