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スペシャルインタビュー
大使館インタビュー(トルコ共和国編)メフメット・アクトゥガン氏 経済参事官

急成長を続けるトルコの株式マーケット

――
ではトルコの投資マーケットの現況について、お話しをうかがえますか。トルコにはイスタンブールに株式市場があるとうかがっています。

トルコの市場全体のマーケットキャップ(株式時価総額)は約2,000億米ドル。その3割は取引高です。そのうちの7割は外資系で、外資の進出が非常に大きなマーケットです。フィクストインカム(債券)の方では外資系の参入が3割です。債券の全銘柄の平均リターンは2〜3%。株式市場に関してはその平均のリターンを申し上げるのは難しいのですが、イスタンブール株式市場は2000年から今現在まででその規模が5倍に拡大しているということは申し上げることができます。要するに2000年にトルコの株式市場に参入していれば、5倍になっていたかもしれないということです。

――
トルコでは2000年と2002年の2度にわたって金融危機がありました。この点についてはいかがですか。

金融危機についての答えは簡単です。まずいえるのは、世界規模での金融危機の影響はもちろんトルコにも及んでしまいます。金融危機の時にも、外貨為替は当然ながら急速に上がりました。しかしトルコの外貨政策は非常にプロフェッショナルでありますし、為替の安定装置として有効に働き、比較的短期間で緩和されました。外貨が急速に国から逃げようとした際に、トルコリラの価値を急速に上げることで外貨流出は止まりました。それと大事なのは、金融危機が、産業危機には波及しなかったということです。同じ金融危機にまた直面したらまた同じ流れになるでしょう。ここで是非、日本とトルコの経済関係について、お話ししたいと思うのですが。

――
ぜひお願いいたします。

まず申し上げなくてはいけないのは、現在のトルコと日本の間での経済関係は、両国にふさわしい規模ではないということです。それは日本が保守的な国だからだという人がいますが、私が思うに、そんな簡単な問題ではありません。我々の努力も足りませんでした。これまでトルコという国の魅力を十分に伝えることができなかったのではないかと思います。

トルコの全体の貿易額は2,200 億米ドルです。それに対して、トルコと日本の貿易額のトータルは30億米ドルと、全体の1.5%でしかありません。また、トルコへ投資している日本企業の数は83社。これに対して韓国は115社、そして中国は268社です。これらの数字は日本経済の大きさにふさわしい数字ではないと私は思います。

 

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