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通信の枠を超えて、リアルな世界へと踏み出す
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- おサイフケータイが使える機種が、およそ2年半でゼロから2,000万台にまで急激に社会に浸透したにかかわらず、利用者の割合が25%程度とほとんど変わらないというのは不思議ですね。
確かにその通りで、これまで通信の世界で成功したサービスというのは、明らかにある時点から利用者のカーブが急激に上向くのが、決まったパターンでした。携帯電話が普及した時もiモードの場合も、そうだったのです。おサイフケータイは、なぜそうはならないか。それは我々が提供しようとしているサービスが、これまでの通信という枠を超えたものだからでしょう。
iモードの場合、我々がネットワークを作ってサーバーを置いて、それにコンテンツメーカーが乗っていだたければ成立する、通信ネットワークのなかで完結できるビジネスでした。おサイフケータイは、いくらお客さまが対応のケータイを持ってくださっても、お店にリードライタが置いてないとか、どこで使えるか分からないとかでは、利用シーンが広がりません。これまで我々がかかわっていなかったリアルなお店、リアルな場所との関係が深いサービスという点では、通信事業者として一歩前に進んだサービスといえるかもしれないと思います。
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- 具体的には、どのようなサービスが、おサイフケータイで利用できるのでしょう。
電子マネー系を見ると、プリペイド型が「Edy」、「Suica」、それと間もなく始まる「nanaco」と「WAON」を加えて4つ。ポストペイ型が「iD」、「QUICPay」、「Smartplus」、「VisaTouch」の4つ。そのほかにチケット発券サービスのTOHOシネマズや、ビッグカメラ、ヨドバシカメラ、マツモトキヨシのような会員向けポイントサービスなど、数多くのサービスがあります。ご利用いただけるシーンとしては、非常に増えていますね。
ただお客さまにとっては、これまでは「どこで使えるんだろう」ということが大きな問題だったと思います。たとえば「Edyってどこで使えたっけ(笑)」みたいな。それが2007年中には、おそらく主要なコンビニではなんらかの電子マネーが使えるようになりますので、大きく変わっていくでしょう。am/pmは全店で「iD」と「Edy」が入りましたし、ローソンは前月の3月までに「iD」を全店、「Edy」の導入も表明されています。ファミリーマートも、6月までに「iD」の導入を予定していますし、セブン-イレブンは独自の「nanaco」を5月末までに全店に入れると発表されているわけですから。
- 毎日持ち歩いているものを、すべてケータイへ
- 通信の枠を超えて、リアルな世界へと踏み出す
- 2007年、コンビニが少額クレジットの発火点に
- ケータイだからこそできる、高いセキュリティ機能
- お客さんとお店の距離を縮めるおサイフケータイ


