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外貨情報
ソニーバンクの外貨預金 外貨を考える

必ずお読みください 外貨預金の重要事項

外貨建て資産を持つことの意味

第一次世界大戦当時、ドイツの資産家はその資産をスイスなどのプライベートバンクに移し、ドイツマルク以外の通貨に分散投資を行うことで資産の保全を図ったといいます。戦争や災害、インフレなどからの影響を最小限に食い止め、資産を守るというこのような姿勢は、欧米を中心としてプライベートバンキングが発展してきたことと無縁ではありません。資産運用を考えるにあたって「通貨の分散」はリスクを軽減する一手段であり、ベースとなる基本的な考えかたの一つとして浸透していることの証しでしょう。

日本では歴史的な低金利が続き、デフレからの脱出が見えにくい中、外貨預金や外貨MMFなど外貨商品が多くの金融機関で取り扱われるようになっています。事実、個人投資家の外貨投資はここ数年増加傾向にあります。資産の一部を外貨で持っておくことは、2005年4月に予定されているペイオフの全面解禁や将来のインフレ時の金利上昇リスクなどを考えると、金利や為替差益だけでなく分散投資という観点からも意味のあることでしょう。

外貨ってそもそもなに?

「外貨」とは、簡単に言うと「外国のお金」です。日本で「円」が使用されているように、米国では「ドル」が、イギリスでは「ポンド」が、ヨーロッパでは「ユーロ」が使用されています。日本に住む私たちから見れば、これらの外国通貨はすべて「外貨」と言えます。

国内で使用しているお金、つまり「自国通貨」を「外貨」交換するときに出てくる言葉が「外国為替」です。交換の際のレートを外国為替相場(外国為替レート)といいます。新聞やテレビのニュースなどでよく登場する米ドル・円相場は、米ドルと日本円の交換レートであり、1米ドル=123円45銭、というふうに表示されます。

外貨に投資することの本質

一般に、外貨による資産運用のメリットは2点あると言われています。

  • (1)高金利や為替差益など、日本国内にはない投資機会があること。
  • (2)通貨分散によって資産全体のリスクを低減させることができるということ。

しかし、ふりかえって考えてみると、(1)の「高金利」と「為替差益」は全く別のものです。特に、後者の「為替」は資産ではありません。たとえば、株式がその企業の成長によって企業価値が増大し、株価が上昇することでリターンを得るチャンスが生まれるのに対し、為替レートは厳密には「価格」ではなく外国為替市場における単なる交換比率に過ぎません。つまり、為替レートの変動は、通貨そのものの絶対的な価値で決まるのではなく、もう一方の通貨との間に生じる相対的な要因で決まる、いわばシーソー・ゲームのようなものなのです。

図

外貨による資産運用が株式や債券などと決定的に異なるのは、この点です。円高のとき米ドルが安くなっているように、外国為替市場では、どちらかの通貨が強くなればもう一方が弱くなるというトレード・オフの関係が成立しているため、リターンを得るチャンスの性質が根本的に違っているのです。

そこで、外貨による資産運用に関しては、次のような原則を守ることが必要になってきます。

(1)大原則は、円高で購入(預け)、円安になったら売却(引き出す)

(2)金利も吹っ飛ぶ?為替コストは要チェック

(3)外貨投資に為替リスクはつきもの。投資する商品の仕組みや特性をよく理解すること。

(3)の為替リスクとは、為替相場の変動によって損益が生じる可能性のこと。為替レートは刻々と変動するため、外貨建ての金融商品には予期せぬ損益が生じる場合があります。円高の場合、その外国での価格が変わらなくても円換算した資産価値は下がり、円安になれば逆に資産価値は上がります。したがって、上記の原則をきちんと守るためには、金利リスクや信用リスクなどのほかに、為替リスクやカントリー・リスクなど外貨商品特有のリスクについても十分知識を持っておくことが必要です。

「円も数ある通貨の中の一つ」という考えかた

商品やサービスを手に入れるための「お金」。価値の大小を表すための「お金」。そして、将来の大きな支出に対する備えや今ある資産を殖やすための「お金」。このように「お金」の働きはさまざまですが、ひとたび海外に目を転ずれば、私たちが普段「お金」と考えている円は数ある通貨の中の一つに過ぎず、さまざまな要因よって常にマーケットは変動しています。そう考えると、円だけでなく、米ドル、ユーロなど海外の通貨に投資することが可能となった昨今、1つの通貨でリターンを追求する必然性が失われたといっても過言ではありません。株式や債券、預貯金など複数の資産において分散投資が必要であるように、通貨にも分散が必要なのです。

 

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