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ローン情報
ケーススタディ:繰り上げ返済

Aさんは10年前に新居を購入した。現在返済している住宅ローンは昔からつきあいのある銀行から借り入れをしたものだが、内容は以下の通りである。

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最近の低金利では預金をしていても利息があまり期待できないとも考え、預金の一部である100万円の定期預金を解約し、住宅ローンの繰り上げ返済をしてみようかと考えているが、今まで一度も繰り上げ返済をしたことがないので、どう考えればいいのかがよくわからない。
そこで3人の友人の意見を聞いてみることにした。

OPINION A

もちろん100万円の繰り上げ返済をして、その分借りている住宅ローンの返済期間を短くするべきだと思う。月々の返済額はこれまでと同じということになるが、今までもその金額を返済してきたのだから問題ないだろうし、早く返済すれば利息を軽減できるというものだ。老後の生活も不安だし、とにかく借金は早く返してしまうにこしたことはないと思う。
この場合では、残りの返済期間は25年から23年10ヶ月になって、返済総額は繰り上げ返済100万円と利息分1,633,920円が減少することになる。100万円返済することで約163万円の利息を軽減できるわけだから、なかなか効果的ではないだろうか。

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OPINION B

私なら100万円の繰り上げ返済をして、その分月々の返済額を減らすことを検討する。返済が終わるのは25年後のままだが、これからしばらくは子供の受験や進学で出費がかさむ時期だから、月々の負担を少しでも減らしておいたほうがいいだろう。
この場合では、月々の返済額は今の185,965円から180,686円になって、毎月約5,279円ほど負担が軽くなる。また、返済総額は繰り上げ返済100万円と利息分583,378円が減少することになる。今はこの方法がいろいろな意味でバランスがとれているのではないだろうか。これで数年は様子を見て、余裕がでてきたところで再び繰り上げ返済をすればいいのだから。

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OPINION C

私はしばらく繰り上げ返済をしないで、そのまま貯蓄に回しておいたほうが無難だと思う。もちろん今の金利では利息はあまり期待できないことはわかっている。
しかし、これからの子供の教育や結婚にかかる費用のことを考えると、少しでも現金を手元においておかなければ、いざというときに困ることもあるのではないかと心配だ。繰り上げ返済の効果はもちろん理解してはいるが、もう少し余裕ができてから検討しても遅くはないだろう。

Aさんは繰り上げ返済をしたときに、

  • (1)返済が終わるまでの期間を短くする
  • (2)今よりも月々の返済額を少なくする

といった方法があることを理解した。そして、その方法によって軽減できる利息額がかわることもわかった。また、引き続き定期預金に預けておき、万が一のときのために自由になる資金を用意しておく、という選択肢についてもよく考える必要があると感じた。

【ご注意】

このケーススタディは、ある具体的な状況を前提条件として仮定し、いくつかの異なる考えかたを複数ご提示することを目的とするものであり、特定の意見を推奨するものではありません。どのように考えを整理するか、また、どのような点に注目して結論を出すかなど、ご自身の状況と照らし合わせてご参考としてご活用ください。

 

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