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ソニーバンクからのメッセージ

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2008年1月15日波乱含み環境に負けずに成長する

2008年の金融市場はドル安、株安、債券高が急激かつ大幅に進む展開で幕を開けました。また、アメリカの大統領選挙の予備選挙も前評判を裏切るスタートとなりました。年明け早々、経済も政治も波乱含みの展開といえます。

私の印象ですが、世界全体がどこか不安定さを抱えているように感じます。それはまた、将来の予想が難しいという感覚にも通じます。これまでも、昨日と同じ今日があり、今日と同じ明日が続いていると思ってきたわけではありません。しかし、ある程度の予測可能性がありました。それは確定的なものではなくとも、変化のトレンドや循環的な動きをもとに、ある範囲の将来像を直感的に理解していたように思います。

ところが、どこかトレンドが裏切られるような非連続な領域に入りつつあるのではないか、現在の局面が何らかの限界に近づきつつあり次の局面に映ろうとしているのではないかと感じているのです。歴史に求めると世紀末という感覚でしょうか。

変動はコントロールされているのであれば、それが如何に大きくとも取り扱い可能です。しかし、量的な変化ではなく、質的な変化になってしまうと取り扱いは極めて困難です。

これまでも私たちは不確実性の中で活動してきました。不確実性に対応する一つの方法は多様な選択肢を用意することです。一つの方向に賭けて、それに最適な体制を作ると、外れたときのダメージが大きくなりがちです。生物の例でいえば最も繁栄した種が滅んでしまうとか、企業が成功に裏切られるとかいったケースは多く存在します。

環境の変化に対応するために、一般的には選択肢を持っておくことが有効です。ソニーバンクの住宅ローンが借りたあとの自由度を謳っているのは、手続きの容易さのみならず、金利タイプの変更、繰り上げ返済などの選択肢が一般的な住宅ローンに比べて多いために、状況の変化への対応に柔軟性があるからです。

ただ、選択肢を強調するとその本来の意味を見失いかねません。選択肢はそれを使うためにあります。どこかのタイミングで使うという決断が必要になります。選択肢の議論とは矛盾するようですが、これまでの経験からすると、実際の人生においてさまざまな物事を達成しようとするときには、原点に戻って目指す姿に向って変化を続けることで道が開けるようです。

外部環境に振り回され、萎縮しそうな環境の中でこそ、成長のチャンスを見出したいと思います。ソニーバンクで働く一人ひとりが成長し、ソニーバンクの成長を実現していきたいと願っています。

ソニー銀行株式会社
代表取締役社長
石井茂

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