MONEYKitトップ > from MONEYKit > ソニーバンクからのメッセージ > 2007年8月13日
2007年8月13日「持続する」進化する企業であるために
生物の系統樹をみていると、進化するということは多様化することだと感じさせられます。適者生存といいますが、環境に「適する」には様々なパターンがあり、適合の度合いについてもかなりの幅で許容されるということなのでしょう。たった一つの最適である必要はなく、ある程度適合して何かが残ればよいと曖昧なものなのかもしれませんが、常に適合していく力がないと進化はできないと考えます。
ところで、物事を見るときに、既にある評価(あるいは権威)に頼るとか、善悪、白黒といった二分法で片付ければ手間がかかりません。子供はドラマの登場人物についてしばしば「あの人は良い人なの、悪い人なの」といった問いかけをします。これに対して大人はさまざまな条件の付いた答えを返します。おそらく子供には「はっきりしない、分かりにくい」と映ることでしょう。しかし、大人は、物事には一言で片付けきれない複雑さがあることを知っており、それが人間にとって成熟する、あるいは成長するということではないかと思っています。銀行業界にあてはめても、ソニーバンクなどが多様なビジネスモデルで新規参入したことにより複雑化しており、成長していると言えるのではないでしょうか。
最近、ソニーバンクなどのネット専業銀行の定期預金金利がメガバンクの定期預金の金利設定に影響しているという記事がありました。ソニーバンクは決して大きな存在とはいえません。しかし、開業当初に願っていた、銀行の多様なあり方を提案し、銀行預金の金利などを市場に近づける力になるという方向が徐々に実現していると感じています。この変化はお客さまにとって望ましいものだと考えています。
ソニーバンクはこの変化をさらに進めたいと思っています。そのためには、長期の目標を目指すという意志と、足下の業務を着実に行っていくという行動とのバランスがとれること、しかもそれを倦まず弛まず持続できることが重要だと考えます。ソニーバンクのビジネスの特性として、預り資産を積み上げていくことは重要です。したがって、引き続き業容の拡大に努めますが、その基本にあるのは、フェアによりよいサービスを提供するということです。
ソニーバンクは、成長し、進化を続ける企業となるよう努力していきます。
ソニー銀行株式会社
代表取締役社長![]()

