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MONEYKitトップ > from MONEYKit > ソニーバンクからのメッセージ > 2005年11月14日

ソニーバンクからのメッセージ

必ずお読みください リスク商品の重要事項

2005年11月14日セキュリティ現在の延長線上だけでなく

UFJ銀行のATMに隠しカメラが取り付けられるという事件がおきました。カード情報の一部と暗証番号の入力操作が読み取られた可能性があります。その意図は依然として不明ですが、キャッシュカード犯罪の可能性を感じさせられる出来事でした。第一の防御策としては暗証番号の変更が考えられます。ソニーバンクでも、該当すると思われるATMをご利用になったお客さまにご連絡をとり、そのようにお願いさせていただきました。

ソニーバンクは、ネットでの金融サービスを計画した時から利便性とセキュリティとのバランスをどうするかということを繰り返し考えてきました。しかし、究極の解というものはありません。当たり前のことですが、技術はあくまでも技術です。技術の発達とそれを使う人間の成熟は必ずしもバランスしていないという状況は古来変わっていません。

とはいっても当面の問題に手を拱いているわけにはいきません。すでに銀行業界として対応が始まっています。直接的な方法としては生体認証と組み合わせたICカードを導入するといった方策が考えられます。もっとも、問題はこのようなATMがどのくらいの速さで整備されるかです。ICカード対応のATMが普及しない限り、磁気ストライプのカードを使う状態が続きます。

ただ、もう少し範囲を広げて考えれば、そもそも現金を使わないようにするという方向も考えられます。電子マネーの利用できる範囲が広がるとそれも夢ではなくなります。日本では現金での決済比率が高く、そのためにATMの機能は必須だと考えてきました。ただ、この1〜2年でその状況も大きく変化し始めています。Edyなどの電子マネーの普及によって、現金決済の比率が低下する可能性が現実味を増してきました。しかも、Edyに直接入金できれば、銀行窓口がパソコンとなります。利用者の自由度を高める方向に大きく前進するといえます。

社会インフラは段階を追って発展するわけではありません。革新的な技術が登場したときに、それまでのやり方に適応したインフラが足かせとなって新技術の導入が遅れるということはしばしば見るところです。ソニーバンクはIT技術を活用することを理念に掲げるとともに、銀行を使い分けるということを提案してきました。将来的には、支払手段についても振込み、カード、電子マネー、現金などと使い分けるという世界が来ているように思います。それはセキュリティを高める選択肢を用意することにもなります。ソニーバンクも是非この方向に進んでいきたいと考えています。

ソニー銀行株式会社
代表取締役社長
石井茂

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