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2004年10月25日「リスク」投資タイミングや銘柄の分散でリスク・コントロールを
10月より「ソニーバンク ファンド販売額ランキング」の掲載を開始しました。このランキング上位をみると株式投信が並ぶ中でDKA J-REITインデックスファンドが目に付きます。
日本株式や日本債券といった特定の資産カテゴリーの中で分散して投資される投資信託は、その資産全体のパフォーマンスが反映します。個別の変動は回避できるのですが、特定の資産カテゴリーの価格変動そのものは残ります。このリスクを軽減するためには、さまざまな資産カテゴリーを組み合わせて保有するのは有効な方法です。これがアセットアロケーションです。他のファンドとリスクのタイプが異なるDKA J-REITインデックスファンドが好評なのは、お客さまがアセットアロケーションの観点からポートフォリオを構築しているからではないかと想像しています。
金融技術の発達によって、金融商品や資産の価格を構成要素に分解することが可能となりました。たとえば、転換社債の価格を社債の要素と株式の要素とに分け、債券部分や株式部分だけを取り出して別の証券とし、売買されています。さらに、固定利付き社債の価格の構成要素をみると金利水準と信用力に大きく分けることができます。そこで固定金利を変動金利にすることができれば金利水準の変動の影響を小さなものにできますし、信用力については債務不履行が生じた場合であっても別な人に元本を支払ってもらう約束を取り付けておけば、信用力の変動からの影響を回避できます。
固定金利と変動金利とを交換するのが金利スワップであり、債務不履行などの信用リスクを取り出して売買するものがクレジット(信用)・デリバティブです。これらはいずれも、派生商品と呼ばれる世界に属する商品ですが、保険の一種と見なすことができます。金融資産は、いくつかのリスクが組み合わされています。どのような保険があればそのリスクを回避できるかと考えると資産の性格が見えてきますし、そのリスクをどの程度許容するのかという選択肢も明確にすることができるはずです。
金融派生商品や保険がリスクに直接的に対処する方法であるのに対して、間接的な方法が、投資タイミングや銘柄の分散です。リスクをコントロールしてリターンを目指すというのが運用の基本だと思います。ソニーバンクは、引き続きそのような運用をお手伝いできる商品を充実させていきます。
なお、どの程度のリスクがあるのかを把握するためにソニーバンクではリスクグレード(リスクリターンチャート)をご用意しています。是非、一度自分のポートフォリオの状況を確認していただければと思います。
ソニー銀行株式会社
代表取締役社長![]()

