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為替・金利レポート
フィスコ為替・金利レポート:ユーロ 2008年11月3日〜11月7日

ユーロ安円高 124.97円(前週比-0.44円 円高)(日本時間11月8日7:00時点)
先週からの債券利回り 中期債低下/長期債低下

(為替の動向)
ユーロ・円は、週明けアジア、オセアニアの大方の株式市場の堅調推移を受けて125円49銭から128円46銭へ上昇後、ユーロ圏景気後退懸念を受けたユーロ売りに123円43銭へ下落したが、米新政権への期待からの株式市場上昇に連れてユーロ買いが強まり130円98銭まで上昇。だが、ECB(欧州中央銀行)利下げ観測に反転、ECBの0.50%利下げ、トリシェECB総裁の追加利下げの可能性示唆発言、株式市場の下落を受けて売りが強まり122円48銭まで下落。その後、株価反発に連れて126円台に戻し、125円付近で終了。
(債券利回りの動向)
ECBが6日の定例理事会で政策金利を0.5%引き下げて3.25%とすることを決定したが、追加利下げの可能性が示されたことでドイツ国債2年などの利回りは低下。トリシェECB総裁は記者会見で、「物価見通しの改善で0.75%の利下げも検討」、「これまでにない試練」、「あらゆる展開を非常に緊密に監視する」と述べた。0.5%の利下げは全会一致の決定だった。
なお、この日は英中銀が1.5%の大幅な利下げを発表、スイス中銀も0.5%の利下げを発表している。メルシュ・ルクセンブルグ中銀総裁は地元紙(ルクセンブルグ紙)に対して「6日の利下げは協調されたものではない」との見解を伝えた。ドイツ国債2年利回りは2.54%付近で取引を開始し、一時2.24%付近に低下したが、2.41%付近で越週、ドイツ国債10年利回りは3.91%付近で取引を開始、一時3.65%付近に低下し、3.68%付近で越週。
【買い要因】
  • 主要国金融サミット(11/15:多国間主義、ドル基軸通貨体制見直し観測)
  • G-7行動計画:公的資金注入&主要6中銀協調利下げ
  • 各国中央銀行外貨準備&原油決済通貨:ユーロ・シフト観測
【売り要因】
  • 欧州中銀:流動性供給オペの受け入れ担保のルール強化(2009年2月1日担保掛目12%)
  • 金融市場の混乱継続
  • ユーロ圏景況感悪化、独大手銀行への資本注入⇒ECB追加利下げ観測

11/10〜11/14 予想レンジ:123.00円〜130.00円

 

  • ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。

レポート提供:株式会社フィスコ

http://www.fisco.co.jp/

株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

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