MONEYKitトップ > from MONEYKit > 為替・金利レポート > フィスコ為替・金利レポート:米ドル 2008年11月3日〜11月7日
米ドル安円高 98.25円(前週比-0.25円 円高)(日本時間11月8日7:00時点)
先週からの債券利回り 中期債低下/長期債低下
- (為替の動向)
- アジア、オセアニアの株式市場の堅調推移を受け98円20銭から99円65銭へ上昇後、米10月ISM製造業景気指数の落ち込みを嫌気したドル売り、本邦輸出企業の売り、豪大幅利下げによる豪ドル・円の売りに98円30〜35銭へ反落も、米新政権への期待による株式市場の上昇に連れ100円56銭まで上昇。だが、輸出企業のドル売りが継続、オバマ次期米大統領誕生による材料出尽し感、米10月ADP全米雇用報告、ISM非製造業総合指数の低下を受けた株式市場の下落、英中銀、ECB(欧州中央銀行)の利下げを受けたクロス円の売りに96円75銭まで下落。米10月雇用統計は大幅悪化したが、株式市場の反発で98円台に戻して引けた。
- (債券利回りの動向)
- 10月ISM製造業景況指数が予想を下回ったことや10月米雇用統計内容の悪化(失業率の上昇や非農業部門雇用者数が予想以上に減少したこと、9月分の数字も修正された)したことで追加利下げ観測が台頭したが、翌週に行われる四半期定例入札に備えてディーラー筋がポジション調整を進めたことで債券利回りは下げ渋った。米国債増発による需給関係の悪化が懸念されている。
米国2年債利回りは1.56%付近で取引を開始し、一時1.24%付近まで低下し、1.32%付近で越週、10年債利回りは3.96%付近で取引を開始し、一時3.65%付近に低下し、3.79%付近で越週。
- 【買い要因】
-
- G-7行動計画:米「金融安定化策」⇒公的資金投入
- 米財務長官&FRB議長:ドル買い介入示唆(ドル防衛秘密合意)
- G-7声明:円の過度な変動を懸念⇒円売り介入の可能性
- 【売り要因】
-
- 米連邦準備理事会(FRB):雇用情勢悪化⇒追加利下げ示唆
- 米住宅バブル崩壊:リセッション懸念・クレジット危機
- 地政学的リスク&中国人民元切り上げ
11/10〜11/14 予想レンジ:96.00円〜100.00円
- ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。
レポート提供:株式会社フィスコ
株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

