MONEYKitトップ > from MONEYKit > 為替・金利レポート > フィスコ為替・金利レポート:米ドル 2008年10月27日〜10月31日
米ドル高円安 98.50円(前週比+4.20円 円安)(日本時間11月1日6:00時点)
先週からの債券利回り 中期債上昇/長期債上昇
- (為替の動向)
- 短期筋のドル売りが先行し91円88銭まで下落後、仲値不足のドル買いをきっかけに94円50銭へ上昇も、本邦輸出企業・投資家の売り、東京株式市場の大幅下落に伸び悩み、G7共同声明にも反応鈍く、欧州主要株式市場の下落に92円05銭へ反落。だが、予想外の米9月新築住宅販売の増加や米政府の金融救済策への期待からのドル買いに反転、日欧米協調追加利下げ観測、信用市場の逼迫緩和の兆候を好感した株式市場の上昇、シュタインブリュック独財務相発言「急激な円高を懸念」を受けて買いが加速し、99円79銭まで上昇。米0.50%利下げ、米7〜9月期GDP(国内総生産)速報値はマイナス成長へ、日銀0.20%利下げ。
- (債券利回りの動向)
- 28〜29日に開かれた米FOMC(公開市場委員会)で予想通り0.50%の追加利下げが決まった。会合終了後に発せられた声明では、「金融市場混乱の深刻化が家計や企業の借り入れ能力を一段と低下させることもあり、一段の消費悪化に繋がる可能性」、「燃料価格、商品価格の下落、経済見通しの鈍化を受けてインフレは今後数四半期において緩和の見通し」、「成長の下方リスクは存続」等の見解が示されたが、状況次第では追加利下げの用意があることも示唆した。しかしながら、金融安定化計画に伴う米国債の大幅増発が嫌気され、長期債利回りが上昇した。NYダウが下げ止っていることや7〜9月期米GDP速報値が予想されたほど悪くなかったことも意識された。米国2年債利回りは1.51%付近で取引を開始し、一時1.64%付近まで上昇し、1.56%付近で越週、10年債利回りは3.69%付近で取引を開始し、一時3.98%付近に上昇し、3.96%付近で越週。
- 【買い要因】
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- G-7行動計画:米「金融安定化策」⇒公的資金投入
- 米財務長官&FRB議長:ドル買い介入示唆(ドル防衛秘密合意)
- G-7声明:円の過度な変動を懸念⇒円売り介入の可能性
- 【売り要因】
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- 米連邦準備理事会(FRB):追加利下げ示唆
- 米住宅バブル崩壊:リセッション懸念・クレジット危機
- 地政学的リスク&中国人民元切り上げ
11/3〜11/7 予想レンジ:94.00円〜100.00円
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レポート提供:株式会社フィスコ
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