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為替・金利レポート
フィスコ為替・金利レポート:豪ドル 2008年10月6日〜10月10日

豪ドル安円高 64.74円(前週比-16.74円 円高)(日本時間10月11日6:00時点)
先週からの債券利回り 中期債低下/長期債低下

(為替の動向)
米金融救済法案が成立しても信用収縮、信用不安が解消されるとは限らないとの見方が広がったことでリスク回避の豪ドル売りが活発となった。豪準備銀行は7日に1.0%の利下げを発表したが、利下げ発表後に豪ドル・円は一時63円台まで下落した。その後は欧米主要中銀が0.5%の協調利下げを実施したことや米政府が銀行資本の増強を検討していることが伝えられたことで豪ドル・円は一時72円台まで反発したが、9日のNYダウが大幅に下落したことや日経225が年初来安値を大きく下回ったことからリスク回避の豪ドル売りが再び優勢となり、豪ドル・円は65円前後に反落した。
(債券利回りの動向)
豪準備銀行は7日に政策金利を1%引き下げて6.00%とした。信用収縮、信用不安が消え去る気配がないだけに、安全資産であるオーストラリア国債の需要は増大した。豪準備銀行は11月も追加利下げを検討しているとの見方が多いようだが、下げ幅は0.25〜0.5%にとどまる可能性もある。9日発表の9月豪失業率は4.3%に上昇したが、全体の雇用者数は増加しており、債券市場での反応は限定的だったようだ。オーストラリア国債2年利回りは4.89%付近で取引を開始し、一時3.86%付近に低下し、3.98%付近で越週、10年債利回りは5.31%付近で取引を開始し、一時4.89%付近に低下し、5.14%付近で越週。
【買い要因】
  • 預金全額保護、金融システムの安定性維持
  • G-7行動計画:公的資金注入
  • 中国向けのLNG(液化天然ガス)新規輸出契約締結(20年350〜450億豪ドル)
【売り要因】
  • 豪準備銀行が1%の追加利下げ、交易条件の悪化、アジア経済成長の減速
  • 豪準備銀行総裁:失業率は今後1年半で5%台に上昇へ
  • クレジット市場収縮懸念&主要国株価指数下落&G20(世界経済下振れリスク)

10/13〜10/17 予想レンジ:68.00円〜74.00円

 

  • ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。

レポート提供:株式会社フィスコ

http://www.fisco.co.jp/

株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

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