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為替・金利レポート
フィスコ為替・金利レポート:ユーロ 2008年9月8日〜9月12日

ユーロ安円高 153.53円(前週比-0.19円 円高)(日本時間9月13日6:00時点)
先週からの債券利回り 中期債ほぼ横ばい/長期債上昇

(為替の動向)
ユーロ・円は、米政府が政府系住宅金融公社(GSE)(ファニーメイ、フレディマック)を管理下に置くと発表したことを受けた金融不安後退に153円78銭から157円02銭まで上昇したが、ユーロ・ドルの売り、本邦機関投資家からの円買いに150円86銭へ下落。一旦153円55銭へ買い戻された後、米大手証券会社に絡む金融不安再燃で反転、リスク回避の売り、欧州委員会によるユーロ圏2008年経済成長率見通しの下方修正を受けた売りに150円割れとなり、昨年安値149円25銭も下抜けて売りが強まり147円52銭まで下落した。その後、株式市場の反発、リーマン・ブラザーズ買収観測に153円台に戻した。
(債券利回りの動向)
欧米諸国の株価指数が不安定な動きを続けたことや信用市場の損失懸念などが意識されており、安全資産である政府債の需要は増大した。ただ、ドイツ国債10年の利回りは上昇、2年債との利回り格差は拡大した。12日発表の7月ユーロ圏鉱工業生産は前月比-0.3%となり、市場予想を下回った。米証券大手リーマン・ブラザーズに対する買収案を巡って債券利回りがやや上昇する場面もあったが、債券市場関係者の多くはユーロ圏の景況感の悪化を予想している。ウェリンク・オランダ中銀総裁は「ユーロ圏がリセッションに陥る可能性を排除できない」との見解を表明している。また、レインデルス・ベルギー財務相は「金融政策は原油価格の下落を反映させる必要」、「弱い成長を非常に懸念」と述べている。ドイツ国債2年利回りは4.14%付近で取引を開始し、一時3.89%付近に低下し、3.96%付近で越週、ドイツ国債10年利回りは3.99%付近で取引を開始、4.20%付近に上昇し、4.18%付近で越週。
【買い要因】
  • 米FRB(連邦準備理事会)大幅利下げ観測
  • 各国中央銀行外貨準備&原油決済通貨:ユーロ・シフト観測
【売り要因】
  • 複数の金融機関、大手保険会社の経営破綻の可能性
  • 欧州中銀:流動性供給オペの受け入れ担保のルール強化(2009年2月1日担保掛目12%)
  • 欧米・露の対立:欧州の地政学的リスク

9/15〜9/19 予想レンジ:147.00円〜152.00円

 

  • ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。

レポート提供:株式会社フィスコ

http://www.fisco.co.jp/

株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

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